“イオタ”とは実際にある恒星の名前です
突然ですが、
「studio iota (スタジオ イオタ)」というネーミング。
これは北極圏にあるオーロラの出る都市の名前から来ています。
その都市の名は・・・Alta(アルタ)。
「アルタ」と検索すると、まずあの場所が出てきます!
スタジオアルタって!
笑っていいともの聖地!?長寿だしいいですよね!( ̄ー ̄)
音楽療法とイオタの由来
studio iota 前田は、ちょっと前まで色んな仕事を掛け持ちしまくっていた生活で、その中のひとつとして、福祉業界で働かせていただいていた事があります。
3歳(幼稚園)~高校生の障害を持った方を対象に
“音楽療法”という名目でピアノを弾かせてもらったりしつつ、
それだけではなく子供さん達と散歩に行ったり、工作をしたり、ゴハンを食べたり、恋の悩みを聞いたり、ゴロゴロしたり(笑)
と、やることは様々です。
友達でもない、先生でもないそんな立ち位置なのだと思います(^_^)
音楽が好きって方が非常に多くいらっしゃいました。
「歌とかトークで盛り上げる」そう言った音楽イベントが有り、
そういう時の子供さん達の反応は、面白ければ、全身を使って踊る、唄う、よろこぶ!
つまらなければ、容赦なく背を向ける。
素直すぎて恐ろしいくらいです。
そん・・な・・素晴らしい・・・
光景を・・・
横目に・・・
残念ながらstudio iota 前田は、それ(盛り上げる)をじょうずに出来る感じではありませんでした。
じゃあ何が得意だったの?
と言いますと、逆の(落ち着く)事だったと思います。←曖昧な取り柄。
・言葉がなくとも、相手の気持ちを繊細に汲み取ること。
・BGM(歌の無い音楽)なら、一日8時間とかでも弾き続けられること。
・最後に「待つこと」です。
ゆっくりゆっくり頑張っていると感じた相手には、出来るようになるまで決して手を貸さないで待っている。おかげで園児には”待ちの前田”として定評がありました。
脳と音楽の不思議
2番目の「BGM」。
肢体不自由を主とする重度・重複障害のある子さまにとっては、お食事をしたり、体勢を変える事が、ビッグイベントなのだそうです。
そんな中で、音楽が流れていると、緊張が解けたりすることがあるそうです。
あら奥深い!!
非常に趣味の合う利用者さんがいらっしゃったときは、
(寝たきりで言語を発するのも難しいのですが)、よく一緒に「世界の車窓から」の番組を見ていました(*´∇`*)
その日々の中で思ったんです。
インストゥルメンタル音楽を必要としている人は、なにも「コアな音楽リスナーだけじゃないんだ」と。
音大まで音楽バカ、、
むしろただのバカの音楽好きで育ってきたstudio iota前田は、
クラシックやジャズも含めて
インストゥルメンタル(歌のない音楽)を聴く層は、圧倒的に少ない。
と、それまで感じていました。(身の回りでは)
studio iotaを設立した日、アルタにオーロラが出た。
その職場での友人が、「スタジオアルタの”アルタ”に行くんだよ」と言って、旅立ちました。
studio iota 前田は”アルタ”を検索してみました。
ノルウェーの最北部のアルタと言う街は、
北極圏にある驚異的なオーロラ観測率で知られている場所で、
studio iotaの設立の日にも、オーロラが見れたそうです。
↓これ。実物ヽ(´▽`)/
その時ふと、個人的にではありますがレーベルカラーとして打ち出していきたいもののイメージが湧いてきました。
「旅のお供になるような音楽」です。
たとえば、旅に行った先で、その場所を案内する動画を撮ってきたとして、そこに自作の音楽を載せた映像を作るとする。
“BGM”ではなく、音楽の方で映像を引っ張るのだ。
これは、日本語の歌詞が無いからこそ、「世界の車窓から」みたいに面白い事になれるんじゃないだろうか?
さいごに。
純粋なエネルギーに触れさせてもらっていると、自然な形で、日々のパワーをもらえたりしませんか?
反対に、ネガティブな愚痴話ばかり聞いていると、出口のないエネルギーを浴びるのに疲れ切って、
何もする気が起きなくなってしまいますよね∑(・。・)
人が人の心を動かすには、やはり”情熱”が大事なのではないかと思っています。
情熱とエネルギーのある作り手さんは、沢山いらっしゃると思っています。
ですから、
「作品の出口を作る」。
一緒にそのお手伝いが出来たら、一番嬉しいです。
音楽バカが作ったこのレーベルが、そんな身の回りの人の遊び場になれる事を、願ってやみません。
(だってわたしが、そんな人たちとずっと一緒に居たいから。)
☆行ってみたいな♪アルタへのアクセス☆
最短でも、飛行機は2回乗り継ぎます。
まずはノルウェーの首都・オスロへ行くために、以下の経由地で1回目の乗り継ぎが必要です!
ルート1: フィンランド【ヘルシンキ】 →【オスロ】
ルート2: デンマーク【コペンハーゲン】 →【オスロ】
ルート3: オランダ【アムステルダム】 →【オスロ】
首都オスロで2回目の乗り継ぎをして、飛行機で3時間。
ノルウェー【オスロ】 →【アルタ】
アルタ空港は海ギリギリにあるので、滑走路と海が近く、
滑走路から見える風景は北極圏ならではの寂しさと美しさでウットリします。
高い確率のオーロラ観測地であり、またユネスコの世界文化遺産に登録された壁画も見ることができます。
ソリスニーヴァ・イグルー ホテル
アルタにあるアイスホテルです。館内全域に芸術的な氷の彫刻が飾られています。氷のバーでは氷で作られたグラスでドリンクを楽しめます。定温は-4度から-7度です。
せっかく北欧に行くなら、「最北」の地に立ってみたい
ノールカップ岬は「ヨーロッパ最北端の岬」です。夏には「白夜」の2ヶ月に渡って沈まない太陽を眺め、冬は太陽が昇らない暗闇でオーロラの観測と、かなりインパクトがあります。アルタ空港〜ノールカップ岬間は、Borealというバス会社が運行していて、最短日帰りも可能です。
いかがでしたでしょうか?
桜も開花しはじめ、卒業&入学シーズンですね。
子供さんたちの事を思い出していたら、ひさしぶりに胸がキュッとなりました!
□ ライター 前田紗希
作曲家/ドラマー、旅と音楽をコンセプトにした音楽レーベル “studio iota label” 代表。
旅とカメラとが好きな、コンパクト女子。
ドラムセットに隠れて姿が見えないため“人形劇“と評される。
やたら一本気な性格で、毎日創ることばかり考えている。
Founder and representative of studio iota label, a music label based on the concept of cinema, travel and music.
A petite woman who loves cameras and travel.Often considered to be part of puppet shows as she can generally be seen hiding behind drum sets.She has an incredibly focused personality and loves to think constantly about creating something every day.
■インタビュー『SEKAI LAB TIMES』彼女は何故、どん底から音楽レーベルオーナーになれたのか?〜旅ブログ「イオタビ」誕生から学ぶ、自分の生き方を見つけるヒントとは〜
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【studio iota label】
流れるイオタが立ち上げたレーベルstudio iota labelではCDの制作・販売、WEBコンテンツの発信、企業のWebライティング、動画BGM製作、アーティストやお店などの写真撮影、作曲・編曲事業、レコーディング・ミックス事業などを行っている。
流れるイオタ 1st Album “The world is beautiful” Trailer [旅に似合う音楽]
【ウェブサイト】http://www.studio-iota.com/
【Facebookページ】https://web.facebook.com/iotabi
【note】https://note.mu/nagareruiota