エンジェルロードは、海の中から現れる砂の道。
普段は海の中に潜っていて、1日2回の干潮の時間帯しか渡ることができない神秘的な道です。
大切な人と手を繋いで渡ると幸せになれる、願いが叶うそうです!
わたしは船に酔う。
なのによく話し掛けられる。
道を訊かれるとか、写真撮影の取り手を頼まれるとか。
けれど、船の上ではファインダーを覗くのだって億劫だ。
「いいよ、私が代わりに撮るから」
旅の相方である「旅の神様(わたしにとっての旅の神様なのでこう呼ぶ。)」が代わりに撮ってくれるというから、そっとカメラを渡す。
旅の神様かっこいい。
大型フェリーの甲板が定位置。
酔わないようにベンチスペースにゴロンと横になっておく。
フェリーターミナルではWiFiが入る。
ノープランだった旅の地図が埋まってく
小豆島内の移動方法ついては、バスの隣に座った女の子が教えてくれた。
「寒霞渓と醤の郷は絶対に行った方がいいと思いますよ!」
何しろ私たちは、ノープランだったからね。
LINEの連絡先を交換して、じゃあ現地で会えたらゴハンでも一緒に食べよっか?なんて会話してバイバイする。
旅に身を委ねていると、偶然が積み重なって地図が埋まっていくようなことがよくある。
まるで贈り物の小包になったように、次から次へと人々が現れ、地元の人と喋りながら様々な場所へと運んでくれるのだ。
いつだってそうだ。
東京八重洲のゲストハウスから、小豆島行きが決まる。
こんにちは、studio iota label の前田サキです。
前田は普段は演奏活動をしていまして、この日は “東京駅のリーズナブルでお洒落なゲストハウスに併設しているライブバー” が演奏会場でした。
地下のコンクリート打ちっぱなしの空間は、まだ使い込まれていないパリパリとした空気を出しています。
泊まりに来ているゲストさんは、帰り時間を気にせずいつでもお酒やイベントを楽しむことができるというもの。
DJイベントがよく行われていますが、質のいいアングラライブイベントも行われています。
場所:Sound & Bar HOWL〒104-0032 東京都中央区八丁堀3丁目22−9 WISE OWL HOSTELS TOKYO B1F
東京駅の八重洲方面といえば、昔は海の中だったそうです。
出演者だった私studio iota 前田と、音楽を聴きに来てくれていた友人 旅の神様は、小豆島から来たという女性に会いました。
「小豆島にはいつでも遊びに来て下さいね。アテンドしますので!」
「行きますっ!」←即決
様々なミュージシャンをアテンドしている芸術祭関係の方ということで、
そそくさと約束を取り付けて、4日間の小豆島旅行へと荷物をまとめたのでした。
オリーブと素麺と棚田の島。
さっき飲んだ酔い止めのせいで、眠たい。
船酔いの薬の効果は凄まじく、甲板に体育座りをしたまま熟睡してしまうほどの効き目だ。
土庄港からレンタカーを借りて小豆島一周へとスタートしたというのに、抗えないほど眠たい。
日本らしいのどかな風景が魅力の中山千枚田。
瀬戸内国際芸術祭のある年は、瀬戸内海の島に多くの外国人観光客の姿をお見かけする。
レンタサイクルで島を回ろうとする人が多いらしいのだが、島民は「とにかくアップダウンが激しい島で、よほど鍛えている人ですら危ないので絶対的に禁止!」と訴えている。
しかし、どうにも英語対応できる人員が足りていない様子で、旅の神様が英語で積極的に「何か困ってる?移動ならバスで行ったほうがいいよ」と話しかける。
小豆島ってこんな島。ぐるっと一周回る
高松港からフェリーで約1時間。「日本の地中海」と呼ばれる瀬戸内海に浮かぶ島々のなかで2番目に大きい小豆島は、1年を通じて温暖な気候に恵まれ、日本で初めてオリーブの栽培に成功しました。
青く穏やかな海と、真っ白な砂浜。そして、どこまでも続く空の下、夏には海水浴やシーカヤックなどのマリンスポーツを楽しむ観光客が大勢訪れるほか、潮の満ち引きで砂の道が現れる「エンジェルロード」など、周囲を海に囲まれた島ならではの人気スポットが満載です。
一方、日本三大渓谷美の1つにも数えられる「寒霞渓(かんかけい)」をはじめ、島の約7割を占める山間部では、荒々しい山肌と四季折々の自然美が織りなす絶景スポットが点在しており、古くから「小豆島八十八ヶ所めぐり」に訪れるお遍路さんたちの心を癒してきました。
寒霞渓から瀬戸内海を望む
また、島には400年の伝統を有し、4大産地の1つにも数えられる醤油づくりや、特産の醤油を活かして戦後始まった佃煮づくり、そして醤油と同じく400年の伝統を持つ手延べ素麺など、昔ながらの食文化が息づき、豊かな自然環境に育まれた海の幸、山の幸の味を引き立てます。
食べて、見て、歩いて、癒されるスポットが満載の小豆島は、ヘルシー&ビューティーな癒しの楽園です。(うどん県ネットより参照)
天気がいい日が多いのが小豆島。
穏やか気持ちで心に落ち着きを生みだしてくれる。
そんな暖かさこそが島の魅力。
数々の映画の舞台にもなっていますよね。
エンジェルロードは1日2回、干潮時に海の中から現れる砂の道。大切な人と手をつないで渡ると
偶然。
海鮮の美味しいと評判の居酒屋で食事をしていたところ、
「エンジェルロードってもう行った?私が今から車で連れて行ってあげる!いいわよね、お父さん?」
と居酒屋の娘さん。
おい、丁寧なコミュニケーション。
夜はライトアップされています。
エンジェルロードは、海の中から現れる砂の道。
普段は海の中に潜っていて、1日2回の干潮の時間帯しか渡ることができない神秘的な道です。
しかも潮の時間は毎日変わりますから、エンジェルロードが現れる時間も毎日変わります。
現れる道を見つけて、
大切な人と手を繋いで渡ると幸せになれる、願いが叶うそうです!!
幻想的なのは干潮の約2時間前!
徐々に海の中から現れ始める時です。
干潮時刻の3時間前ごろから道は現れ、干潮時刻から3時間経つとまた海の中へ消えてしまいます。
ちょっと水のなかを歩いてみる?
ううん、怖いからやめとこう。
住所:香川県小豆郡土庄町余島
お問合わせ:0879-62-5300(小豆島観光協会)
交通:土庄港から小豆島バス小瀬行きで11分、国際ホテルで下車して徒歩5分。無料駐車場あり。
そんなエンジェルロードに立入禁止の看板が
残念なことに、2017年6月より現在は、「立ち入り禁止」「入島禁止」「この先私有地です」などと書かれた看板が出現しました。
土地の賃料や安全性を巡って、町と所有者がトラブルになったそうです。
今はどこでも多みたいですね、、、町と所有者の土地のトラブル。
ということで、
似たようなところに行きたいのなら
長崎の壱岐は、いかがでしょう?
「小島神社」は、パワースポットとしても注目の場所です。
太陽と月の引力によって生じる干満によって、干潮時は海が割れて参道が現れ、満潮時は島に変わるそうです!!
時が満ちて来ましたのでこのへんで。
Have a nice trip♪
「studio iota label スタジオイオタ」代表。
日々つれづれ自由人。
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