まだ20代前半の女優さんの言動に対し、ネット上で辛辣な声が増えている。
程よくシニカルに程よく意地の悪い興味で読んでしまう。
・「我を出しすぎ」
・「ひと言多い」
・「可愛げがないというよりも、負けん気が強い」
ちょっと待って。何!?だから何!?
確かに顔やスタイルは持って生まれた因子も大きい。けれど、お芝居のレベルを上げて超強くなった努力をチートだとでも思っているのだろうか?
想像してみ。もしあなたがあなたへの心無い攻撃を目にすれば…どう感じるか?
「傷つかないワケがない」。
それ以上に、果たしたい目標が、見えているものがあるのだろう。と仮定してインタビューに目を通す。
私は小学生から高校生のときまで、オーディションにさっぱり受からないという日々でした。受けたオーディションの数はきっと300、400、500……もう数えきれないですね。
夢を持ったときに苦難な状況があったとして、その先も続けていくには、当然その状況をなんとかして乗り越える必要がある。
何度もオーディションに挑戦しては落ち続けた結果、同世代の方たちの活躍を見て、彼女にあって私にないものがあるように、彼女になくて私にあるものも絶対にある。
自分を素直に見せるようにしていたら、少しずつ受かるようになったんです。いっぱい悩んだ末に、自分自身を認めたことが大きかったんだと思います。
女優さんはイメージが大切とはいえ、まわりからの印象を恐れず、演技力を磨くほうが、”彼女にとってのプロフェッショナル”らしくなったのではないだろうか。
捨ててきた夢もたくさんありますし、二度と叶わないこともあります。
夢を叶えるのは“いつか”ではなく、“いずれ”に変えようと思いました。
つまづいたとき、どう持ち直しているかは、自尊心を保つこと。
自分とも他人とも戦っていない状態が重要なのだろう。
同世代の役者の方の仕事を見て、“私のほうが”とか“悔しい!”っていうネガティブな気持ちは、本当にウソじゃなく、なくなりました。
めちゃくちゃな行動力の裏には、必ずめちゃくちゃな心(信念)がある。
10歳の時に「将来女優さんになって、レッドカーペットを歩きます」と言ったら教師陣に失笑され、悔しい思いをしました。今は無事、レッドカーペットを歩かせていただいたんですね。
オーディションとレッスンを重ね、地道なステップの繰り返しで「何百回落ちてもめげずに続けてきたこと」が、レッドカーペットへの道をつかんだのではないだろうか?
私は、感性で演じるというより、メソッドで習ってきたタイプなんです。
1.行動がすぐにできない理由
行動がすぐにできない理由には、行動の足かせとなる阻害要因があります。
変わりたい、行動するぞ!って意識(顕在意識)に対して、私たちの思考は放っておくと無意識に、安全欲求で支配されてしまいます。
変化が嫌だ、リスクが怖い、変わりたくないよーというのは、実は遺伝子レベルの生存本能(潜在意識)。
これを変化させるには、安全圏から、少しでも圏外へと足を運ぶことなのです。
☑︎明日から本気出す( ´_つ`)
☑︎いつも参考書を買っただけで終わってしまうのはなんで?
☑︎セカンド彼女のことも愛してるけれど生活は捨てられな(以下略)
2.はじめの第一歩、行動の足かせを外していく
いきなり変化といっても、誰しも頑張りすぎると反動でやられてしまいます。そこで意識の問題の解決法として「問題のサイズを小さくする」が、たいへん有効です。
日常に小さな変化を持ち込み、ストレスがかからない程度にトライする事で脳に免疫力をつけます。
●いつもと違う通勤ルートで「場所を」変える。
●土日の過ごし方の「時間を」変える。
●服装や、いつも読む本の「内容を」変える。
●普段遊ぶコミュニティ以外の「人を」変える。
日常生活にプチチャレンジを取り入れる事で、行動の足かせを外していく。
やらないから、やってみるへと変化させるが、第一歩ではないでしょうか。
3.作業の仕分けから始める
仕事という漢字は、仕分ける事と書くんですね。(※語源ではないです。)
WBS[プロジェクト全体を細かい作業に分解した構成図]によると、やることを分類化・細分化し、一旦書き出すことで不安の要素がだいぶ減るのだそうです。
まずはどこから手をつけるべきか?
はじめの第一歩を見い出すための仕分けから始めます。
4.「分解×ハードルを下げる」
筋道を立てたらどれだけ分解し、ハードルを下げるかがポイントです。
できそうなこと : シューズを選ぶ
→家でできることから「そんなことでいいの?」いいんです。
できそうなこと : 参考書を一日2P読む
→やり続けることで脳が覚えてきて苦ではなくなってくる。
いきなり完成品を作れたら格好いいですが、結局どれから手をつければいいのかわからなくなってしまったり、頭が混乱してしまいますよね。そこで「こんなレベルでいいの?からのバージョンアップ」を活用するわけです。
そのステップのみに集中し、物足りなくなってきたときに、思い切ってレベルを1ランク上げます。
●ジョギングシューズを選ぶ → コースの検討。
●英語の参考書を一日2P読む → 1日英単語を5個だけ覚えるようにしよう。
無理しない。頑張りすぎない。
小さいことでもやり切ったということを脳に覚えさせるのが大切なのです。
5.モチベーションが下がるのは当たり前
不安、面倒くさい・・・
ついつい先延ばしにしたり、中だるみしたり(飲み会で勉強できないなど)、物事は続けようと思った時に続かない経験が、きっとあるのではないでしょうか。
統計によると、ひとは新しいことを始めた時に最初の7日間で離脱する確率が一番高いそうです。
誰だってモチベーションが下がるのは当たり前。
このときどんな対応を取るかで、未来は大きく変わります。
モチベーション下がった時はネガティブな発想が出てくるので、辛いかもしれませんね。
・変化をつける。
・ご褒美や罰ゲームを設定する。
——などなど。
こういった具合に、非常時用の自分ルールを決めておきます。
設定の日時を小分けにするのも面白いと思いました
多くの人が見落としていますが、
継続力とは習慣化すること、といえるでしょう。
6.目標が明確なとき、継続できる。
行動のエンジンを掛けることが先決。
とはいえ、なんの進展もないまま挫折してしまったことはありませんか?
よくない「結果」に対して「原因」ばかりに目がいきがちですが、実はその行動要因となっている「目的」があったとしたら、、、?
原因 : 疲れてしまった
目的 : 実は心配してほしい。家の方が安心する。
だとしたら、目標地点のワクワク感を想像してみてはいかがでしょう?
①直感 ②好きか嫌いか
最終的には自分の心に委ね、考えをシンプルに。
●この1週間はウォーキングすることにしよう
→自分に合えば「隣町の好きなお寺を見に行く」などステップを伸ばして行く。
→心が好きを感じなければ、やり方を変えてもいい。合わなくなったら、切ってもいい。
冒頭の女優さんのエピソードのように、自分の夢ややりたいことの軸が早くから定まっている人のケースは、もしかしたら特殊なのかもしれません。
やりたいことが漠然としている人は、やったことがないことに触れてみる母数を増やしてみるのも一つだと思います。
もし途中で「要らない」ってことは、重要な目標じゃないのかも?
実は『決断力・行動力・自己評価』の高さがある人ほど葛藤に対する問題解決力も高くなり、自分が下した選択に対して後悔をしにくくなるのです。
行動したら、自信がつきます。
自信がついたら、行動できます。
結果より行動に集中する「やりきる力」は、明確な目標と、ちょっとした技術から。
他人にはなくて自分にあるものが絶対にある。
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文献・資料・インタビューより、私個人のまとめたことですので、あくまで参考ということでお願いします。
これらの情報がお役に立てば幸いです。
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