野生の歌、魂の声。| 熱き歌への想い、湘南の風にのせて… REICO[Hip Trip]
Reicoのデビュー・アルバム『Hip Trip』について何か書けという。2011年のリリースだから、もうかれこれ9年も前の話だ。 しかも、私はその収録曲すべてに詞を提供した当事者だし、その制作にあたって本人の人となりはもちろん、当時つき合っていたボーイフレンドとのこと、将来への悩み、歌への想い […]
Reicoのデビュー・アルバム『Hip Trip』について何か書けという。2011年のリリースだから、もうかれこれ9年も前の話だ。 しかも、私はその収録曲すべてに詞を提供した当事者だし、その制作にあたって本人の人となりはもちろん、当時つき合っていたボーイフレンドとのこと、将来への悩み、歌への想い […]
あなたは、ブラジル音楽、特にボサノヴァやMPB(ムジカ・ポプラール・ブラジレイラ=Musica Popular Brasileira~ブラジルのポピュラー音楽)の男性歌手たちが歌う曲の歌詞を、じっくり繙(ひもと)いてみたことがあるだろうか? 軽快なビートやおしゃれなコードに彩られた、洗練されたサウン […]
〜the Afrothumbsのアルバムに寄せて〜 スズキキヨシという人物はすごい人だ。僕が60余年の生涯で、真の意味でGuruと慕い、墓の中まで尊敬を失わないだろうと思える、ほぼ唯一の存在である。 まだ、音楽にも人生にも、迷いや気負いや衒いのあった30台半ばに出会ったその人は、人懐っこい笑顔と東京 […]
10年以上の時を経て、the AfroThumbs [アフロサムズ] のアルバムが2タイトル同時に配信されることになった。 私が当時かかわっていた tacto rusticoという地方の極小プライヴェートレーベルで、プロデュースをまかせてもらった一連のシリーズの中でも、おそらく特異さ、妖しさという点 […]
君はオキャロランを知っているかい? 大陸が絢爛豪華なバロック期の音楽で盛り上がっている頃、決して流麗とはいえない、しかし純粋で透明で美しい旋律を多く残し、世のご婦人たちのハートをつかんで離さなかったアイルランドの盲目のハーピストにして、作曲家。 島国アイルランドではバロック期にこんなに […]