憧れの椎名誠の小説には、たくさんのキャンプ描写が登場します。
ところが数あるキャンプのストーリの中で、車中泊というのは、お見かけしたことがありません。
ですから、遠い世界のことと思っていました。
そんな私、studio iotaのビビリな冒険家・前田サキにも「車中泊」の機会は訪れます。
沖縄一周の旅をしようという事になったとき。
新しい扉が開いたのでした。
「車中泊」という旅の方法は、恐らく少なくない方が愛しているスタイルなのではないでしょうか。
その理由として、車中泊と土地名で検索をかけてこのブログにたどり着く人がとても多かったことがあげられます。
ブログは旅と音楽がメインとなっておりますが、車中泊関連の記事を発表すると、アクセス数が増加しました。
軽井沢の記事をnoteで発表した時は20万アクセス……!
それだけ、検索度が高いんだーって密かに思いました。
ビビってた私にもできるのだから、もっと「車中泊」の魅力を知ってもらいたい!
車中泊の道具・必要なもの・おすすめ・あったらいいなと感じる便利グッズを、
実体験を元にチョイスしてみました。
車中泊を快適に過ごす道具 もくじ
- 一番重要なのは、使う車と、2人いると暖がお互いにとれる
- シュラフ
- 大きめのブランケット
- ペットボトルの水
- ウェットティッシュ
- キャンプ的になるならそういう感じのもの。バーナー、ヘッドライトなど。
- 上着
- 携帯用の扇風機
- 車中泊用のエアーマット
- 窓の目隠し
1.使用する車と、相棒と
車は重要なポイントです。
車中泊に適した車として、「スズキ エブリィ」が挙げられます。
ポイントはフルフラットになることでしょう。
後部がフルフラットになるタイプの車種なら、軽自動車でも若干大きめの男性が横になって寝ることが出来ちゃいますし、中で荷物も広げられるし、電源はあるし、なんなら飲食パーティーだって!✨
このパラダイスの中で、寝袋にくるまればまるでお部屋。
ずっと車のシートに座っていたり、座ったまま車中で仮眠を取ったりすると、エコノミー症候群になるリスクが高いという記事をお見かけしたことがあります。
せっかくの旅ですから、こまめに水分をとって、足を伸ばせる環境が作ることが大切です。
あと、真面目な話、2人いると暖がお互いに取れますので、2人以上で行くのは結構有効なことだと思います。
私は女性なので、一応服装に気をつけたり、
窓に軽く目隠ししとくとか、工夫が必要かもしれません。
あんまりちゃんと目隠しをつけてると警察が寄ってきます。
シュラフ / 大きめのブランケット
車中泊を快適に過ごすアイテムを考えたところ、
まず登場したのがブランケットでした。
ブランケットの便利なところは、
あったかければ下にブランケットを敷いてそこの上に寝れますし、寒ければ二つ折りにして中に入れます。
シェードの代わりにもなっちゃいます。
シュラフは、座席で寝るときは掛け布団代わりに。荷台で寝るときは銀マットがなくてもゴツゴツした背中にも敷けますから。大好きなアイテムです。
歩ける寝袋はシュールだけれど、便利そうな気がしています。どうなのかしら?
ペットボトルのお水 / ウエットティッシュ
意外と重要なのが、ペットボトルのお水です。
手洗いうがい、水浴びができます。
飲料水の確保はマストです!!
それと体を拭くウェットティッシュ。特に夏だと汗をかきますから、あった方が便利といえるでしょう。
両方ともキャンプする場合はお料理の場面でも使えますね。
バーナー、ヘッドライト
車中泊の場所によっては、キャンプ的な旅になることもありますよね。
その時に、バーナーがあると、大変楽しいです!
車中泊での朝食など簡単な料理を作ってみたり、お湯を沸かしてコーヒーを楽しんだりすると、目も覚めてスッキリ運転。
車のルームランプを長時間使用すると、バッテリーがあがる可能性があります。車中泊をする際は、ヘッドライトなどの照明器具の準備があると良いと思います。
気持ちもワクワクします。
上着 / 携帯用の扇風機
マウンテンパーカー的なのと、あったかいやつ(ウルトラライトダウンとかフリース)。
これがあると体が楽なセットです。
studio iota 前田は冷え性ですので、服は1〜2枚多めに用意します。
眠る時にお腹や足に掛ける上着が一枚でもあると、次の日の体調がかなり違ってきます
座席に寝るときは、シートの段差の隙間に服を詰めることもできますし。腰が楽ですよね!
冬だと、もっとあったかい仕様が必要でしょう。
暑いと場所だと、携帯用の扇風機があると結構快適です。
車中泊の場所によっては窓を閉めて寝ると思いますので(虫が入ってくる)、空気と湿度で暑くなります。
車中泊用のエアーマット / 窓の目隠し
フルフラットにならない自家用車ために、車中泊用エアーマットがあります。
お値段は3,000円くらいから。さまざまなキャンプマット、スリーピングマットが販売されているようです。
寝床作りは車中泊をする上でとても重要です。
フルフラットになるタイプの車でも、荷台で眠るときは背中がゴツゴツしますので、長期に渡る旅の場合はマットを装備しておくと、より快適な睡眠かもしれません!
窓の目隠しになるサンシェードはプライベートの確保とセキュリティー面でも活躍してくれます。
厳冬期には外の冷たい空気の遮断にも活用できます。
番外編 お風呂セット
車中泊のポイントを探す時に、意外と重要になってくるのが、入浴施設が近くにあるか?ということだったりします。
温泉施設が完備されている道の駅、町営のお風呂、リゾート施設の日帰り温泉。
選び放題なのが、車中泊旅の醍醐味ではないでしょうか。
体も温まってほぐれたところで、「なんて最高なんだろう…♡」と眠りの世界へ誘われます。
車中泊って、思ったより快適な件。
いかがでしたでしょうか?
大きなグッズがないと車中泊できないんじゃないか?
考え過ぎて、一歩が踏み出せないのがいちばん残念と、私自身がビビリだからこそ思うのです。
例えば、大きなエアーマットがなくても、スーパーで貰ったダンボールと新聞紙だけでもあると、だいぶ柔らかくて暖かく眠れます。
ブランケットがなくても、タオルや衣服で代わりになります。
ヘッドライトがなくても、充電器の確保さえできれば、スマホのライトもあります。
旅の長さが短期か長期か、どこの土地を旅するのかでも変わってくると思いますので、その土地にあった装備を、入手してみるのが良いかと思います。
ドライバーの方は、くれぐれも体調にお気をつけください!
私個人が体験したことなので、あくまで参考ということでお願いします。
みなさまにとって、良い旅となりますように。
Have a nice trip♪
【studio iota label】
【LoFi Hiphop BGM】流れるイオタ『黄昏を駆け抜ける』 (Official Album Video) – Driving through the twilight
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