アメリカのドラマーのNate SmithのSNSで、英語をリズムに書き出してるの見つけました。

英語と日本語は結構リズムが違うんですね。

 

なぜ日本人がジャズを流暢に(ネイティヴのように)演奏するのが難しいのか?

それは、日本語と英語の違いにあると思います。

音楽は文化である以上、その土地、その街で生まれた背景が必ずあります。

言語の違いはもちろん、人種,カルチャー、訛りもものすごく関係があります。
(過去記事より https://iotabi.com/2019/06/tsunza.html



英語の音は種類が多い

日本語のリズムの基本は「子音+母音」

「ん(撥音)」以外は全て「母音」。

たった5つの母音「ア・イ・ウ・エ・オ」で発音出来てしまうということになります。

 

それに対して、英語のリズムは、基本「子音+母音+子音」でひとまとまりです。(1シラブルとか1音節)

英語の母音は細かく分類すると26個。

 

そしてもう一つの大きな違いは、

英語には「子音」だけで発音する音があること!

息の音とでもいうんでしょうか。

それがさらに24種類もあり、これらが組み合わさって言葉が生まれるわけです。

 

※5母音体系は世界でもっとも普通だそうです。




日本語は基本の50音に加えて濁音など、全部で100ほどの音を使って発音していますが、

それに対して英語は、
なんとおよそ1800音を使って発音しているんです!

音の数が圧倒的に英語の方が多いんですね。

 

音節=シラブル

シラブルについて、日本大百科全書には以下のような説明があります。

音声の流れにおける最小のまとまりある単位。発話を構成する音声はまず音節にまとめられる。
普通は母音のような聞こえの大きい音を中心に、子音のような聞こえの小さい音が集結して音節を構成するが、その結び付き方は言語によって異なる。

 

シラブルのことはまだまだ一部の熱心な英語学習者しか知らないそうなので、啓蒙でビジネスになるかも知れません。

 

単語と単語を並べるとリンキングが起こって各単語のお尻と頭のシラブルが統合されたりもします。
そうなると日本人は一気に置いてかれます!

get in → ge-din
get out → ge-dout
good idea → goo-di-dia
hang around → han-ga-round

ネイティブの子供達でさえも、最初は音から単語を認識出来ないそうです。

 

ドレミって世界共通語?

シラブル、聞きなれない言葉がでてきましたが、

西洋音楽史からみると、ドレミファなどを用いて一般に旋律を歌うことにシラブルという言葉が登場します。

高さの違う種々の音を区別して単純なシラブルで呼ぶことをソルミゼーションといい、音階の各音を表せば音名や階名の機能をもつ。 : コトバンク【ソルフェージュ】より


 

昔々、音には名前がありませんでした。

楽譜は一応存在していましたが、音を人に伝えるには、口頭伝承。

歌って聴かせていました。

 

この伝達方法を不便に思っていたのが、イタリアの修道僧で、音楽教師でもあったグイード・ダレッツォ。

8世紀頃から存在していた『聖ヨハネ賛歌』に着目し、

ラテン語の歌詞の各節の始めの文字をとって「Ut Re Mi Fa Sol La」と、音に名前をつけました。

17世紀半ばに改良され、今日私達が使っている「ドレミファソラシ」という音の名前が完成したのです。

 

これが、現在用いられる、どんな楽曲を表記する場合にも標準的に使える楽譜記譜法。

 

ということで、「ドレミ」はイタリア語ですが、

この呼び名は基本的には万国共通で、世界の共通語ともいわれてるワケでもあります。

 

とはいえ、もちろん各国ごとの呼び方もあります。

世界には、6000以上の言語があると言われていますので、

私達が知りえない「ドレミ」が、きっとたくさんあるに違いありませんね!

 

11 世紀の「聖ヨハネ賛歌」の楽譜 元祖 ドレミの歌 / 6 音音階 

 

英語はセンテンスで覚えたほうがよい。

日本語と英語はリズムが結構ちがう、に戻ります。

 

日本語のドラムと

英語のdrumを比べてみましょう。

 

ど(do) ら(ra) む(mu)!

ドゥラァム!(drum)

 

にほんごは「タ・タ・タ(♪ ♪ ♪)」なのに、
えいごは「タン!(♩ )」
音楽で言うと音符一つ分に値する音、シラブルが違うので、
日本語英語と英語では、
テンポや音が別物のように聞こえます

 

英単語を辞書で引くと、たいていの辞書では音節(シラブル)の分け方が記載されています。

シラブルは、英語を音声として利用する時に、重要なカギとなります。

 

長文をドラムで出来る様になったらスゴイ!

quarantine

くおー、れん、てぃん

 

hand sanitizer

へぇあん、さ(せ)、に、たい、ざー

 

social distancing

そー、しゃる(しゅる)、でぃす、てぇぁん、すぃん

 

は、ん、ど!が

へぇあん!

になるのは大きいですよね。

 

 

英語の長文を覚えるときのメソッドのひとつに、

楽譜にして視覚化することができたらもっと面白くなるのではないか❣️

 

さらに多言語をドラムで表現出来る様になったらスゴイ、

なんて思うのです。

 

maeda saki :  ライター(編集長)

東京都品川区うまれ。作曲家、ドラマー、RECエンジニア。
3歳より「心から出て心に還る音楽を」という教えのもと、裸足で畑を耕すところから培う教室でクラシックピアノを習う。また、キャンプ生活などを通して美術をする教室にも通うなど、自然とのふれあいの中で学び、育つ。国立音大附属中学ピアノ科を経て、国立音大附属高校で学内オーケストラに参加。
国立音楽大学作曲科へ入学、中学から始めたドラムに没頭する。バンド活動でデビューを経て国外や離島での演奏にモデルチェンジ。ロンドン、ベルリン、ニューヨークで演奏を積む。
25リットルのリュックとドラムスティックで世界一周後、旅と音楽と食を繋ぐレーベル「studio iota label」を設立。音楽療法など9つの事業を展開中。牛乳とじゃがりこが好き。

 

 

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日本の音楽レーベルstudio iota labelではCDの制作・販売、WEBコンテンツの発信、企業のWebライティング、動画BGM製作、アーティストやお店などの写真撮影、作曲・編曲事業、レコーディング・ミックス事業などを行っています。

Burt Bacharach【(They Long to Be) Close to You】イシタニタイジュ×前田紗希/鍵盤ハーモニカ SUZUKI MELODION

 

【ウェブサイト】http://studio-iota.com/
【Facebookページ】https://web.facebook.com/iotabi
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>「心から出て心に還る音楽を」をモットーに、粋な義理人情を大事にし、 旅に似合うような音楽を提供し続けていきます。

「心から出て心に還る音楽を」をモットーに、粋な義理人情を大事にし、 旅に似合うような音楽を提供し続けていきます。

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