皆さんこんにちは。Groove冒険家のZin “Atrevido” Hitoshiです。
先日の記事「キューバのお金事情」に引き続き、今日は、
「Havanaの乗りこなし方。交通手段テク」
について語ってみようと思います♪
ハバナ空港から市内までの交通移動 もくじ
- いざ入国!入国から審査通過までの流れ
- 空港からHavanaまでの交通手段
- 路線バス「Guagua(グァグァ)」
- やっぱり憧れのクラシックカー。実は全部乗合タクシー!
いざ入国!入国から審査通過までの流れ
やはり海外旅行で一番のハードルがVISAの取得と空港の入国審査でしょう。
今時どこの国に行くにもネットに情報が上がってる。これが常識の中、キューバはこれだけ有名な国の割には結構情報は少ないです。
まずは入国前の手続き。VISAに代わる物、「Tarjeta del turista (ツーリストカード)」の取得から入っていきましょう!
まずキューバに入国する際絶対に必要なもの。これが「ツーリストカード」です。
(Tarjeta del turista ツーリストカード)
他の国で言うVISAみたいなものと思ってもらっていいです。
日本国内からキューバに入国する際は、キューバ領事館でこの「ツーリストカード」の申請をしなくてはいけません。
郵送か、赤羽橋のキューバ領事館に行き取得します。
⇨詳しく記載されている方の記事
海外、僕の場合メキシコからの入国ですが、この場合はなんと空港の航空会社のカウンターでGETできます!しかも領事館より安い!!(物価が違うから当たり前か)
ネットの記事をフラフラしているとカナダからの便では機内でもらえるようですね~。各国で色んなシステムが展開されています。
まぁそれもこれも「ツーリストカード」がVISAではない何かなので曖昧さがあるんでしょうね。
さて、イミグレ(入国審査)でこのカードを出し、少しの会話と満面の笑顔で「私は悪い人じゃないですよー!!」オーラをアピールすると無事通過です。
次に税関です。そうそう、海外ではこの税関、必ず「Declare」「No Declare」の2つの看板があるのですが、
迷わず「No Declare」を突き進みましょう!
「No Declire=申告するものがない」の意味です。
例えば大量の現金を持っているとか酒タバコを大量に持っているとかは申告の必要がありますが、それ以外はガツンと「No Declare」です!!
なぜなら「Declare」の方に行くと荷物をすべて開けさせられます!
そして場合によってはお金を請求されます!その理由は正当な税請求の場合もありますし、不当にワイロが欲しいがためにという理由も海外では当たり前です!
もうほんっと迷わず「No Declare」。合言葉にしましょう!
ただその2つの分かれ道に職員が立っていて、ランダムにDeclareに引き抜かれたりします。まぁこれは…、ロシアンルーレットと思って仕方なく受け入れて下さい。いきなり空港でお楽しみが待っているわけですね。
さて、ここも無事に通過するとやっとこれでその国の空気を吸った~っていう気分になれるわけですね!無事キューバに入国!そう、待ちに待ったキューバです♪
初めての方は空港で現地通貨の引き出しを忘れずに!
両替所でCUC(高い方の通貨)に替えてもらえます。1cucは必須!
そしてセンターボがもらえるようならぜひもらっておいて下さい。絶対に役に立ちます!
空港からHavanaまでの交通手段
さて、ここからです。
空港から電車が走る国、高速バスが走る国がありますが、ここキューバには2018年8月現在ありません!
お国柄もあり、多分この先もしばらくはないでしょう。
現状Havana市街までの交通手段は以下の2つ
・タクシー
・Guagua(グァグァ) – 路線バス
一番てっとり早いのがタクシーです。交渉にもよりますが、30~50cuc(cucはUSドル相当)くらいかと思います。
中心地のHavanaまでおよそ1時間は乗りますから、僕ら日本人から見ればまぁそんなもんだろうって事でOKではあります。
が!!
現地人の交通網。路線バスや乗り合いタクシーの利用は旅の醍醐味でもあります!
初回からこれをやるにはその国の安全度がかなり関係してくるのでどの国でもはオススメしませんが、キューバは安全です!
現地人からも聞いた情報で、路線バスが走る道路まで空港シャトルがあるという話でしたが、空港職員曰く「今はない」との事。
また~、ウソ八百だろ~!って思ってたのですが、帰りの際、試しにその空港バスを30分以上待ちましたが来ず。もし仮に走っていたとしてもどれだけ待つかは分かりません。
やはり、「ない」と思っておいた方が無難だと思います。
空港から路線バス乗り場まで
という事で、まず空港から路線バスの道路までですね!
ここは語学力も試されますが、人に路線バスの道まで行きたいと言うのが間違いないです。
ここキューバは皆人がいいので、一般人さえ捕まえれば皆手伝ってくれます。
ちなみに空港から路線バスの道路までのタクシーの相場は1~3cucです。歩いても30分程度で行ける距離ですが荷物を考えると300円以内ならまぁ悪くないかと。
また停留所でなく、道の途中で下ろされた場合は、人に聞くかして路線バス停留所(Paradaパラーダ)まで歩きます。目印は「踏切」です。
ここがParada 停留所。右の写真の屋根の角に青の看板で路線の案内が。
そこからHavana市街までの路線は2つ。「P12」と「P16」
僕はこの人を捕まえて車を止めてもらい、停留所まで付き合っていただきました♪
行きたい場所によって使い分けたい所ですが、何せ時刻表なんてものはもちろんないですから、どのくらい待つかは分かりません。恐らく先に来た方に乗って、市街でまた乗り換える方がベストだと思います。
なぜそこは豪遊できるかと言うとそう!
路線バスは1ペソクバーノ(4~5円)なのです!超破格!!
分かりますか?路線バスルートで市街へ行く覚悟を決めれば、50cucが1~3cucに変わるのです!
これを知ってしまっては路線バス派になるのも当たり前!!
でも初めての街で路線バスなんて!?
しかも空港で路線バスの地図はおろか、単なるHavanaの地図もないし!そんなの迷子になるに決まってる。
皆さんのご心配はごもっとも。そこでオススメしたいアプリがこれです(笑)!!
「MAPS.ME」
これは現地キューバ人に聞いた神地図アプリです!
もちろんGoogle Mapの方が精度は高いし検索も多様です。
ですが、考えてみて下さい。ここはキューバです。いつでも通信できる人など超お金持ち以外誰もいないのです!
いやいや、Google MapにはオフラインMapというのがある!はい、存じております。
実際僕はそれを頼りに来た男です。しかし思わぬ落とし穴が!
なんと電源オフから復帰させるとGoogleオフラインMapは機能しない!!
サイテーです!
入国早々いきなり途方にくれる僕。
絶対的にMAPS.MEをオススメします。
MAPS.MEはオフラインに特化したMap。事前に行く地域の地図をダウンロードするだけ。しかもデータ容量も軽い!
これはまさに海外旅行向け!
キューバ以外でも絶対重宝しますので、ぜひ!
乗りたかったバス「P16」が到着!
右の写真のような光景はよく見ますね~
路線バス「Guagua(グァグァ)」
Guaguaとは路線バスの事です。
乗車料金は1ペソクバーノ(約5円)なので5センターボです。
* バスの停留所を知りたい場合は「Donde hay parada de guagua 路線名 (ドンデ アイ パラーダ デ グアグア 路線名)?」です。
* そして降りる場所が心配の場合はこれです。
乗客に「Quiero bajar 行き先 (キエロ バハール 行き先)」。
この話し掛けるのがハードルが高いと思いますが、これも旅の醍醐味です!
そしてキューバ人は皆超親切なので、皆で相談し始め、降りる時に教えてくれます♪
逆にずっとスマホの地図を見ている方が若干危険(もし仮に泥棒がいたら狙われる)だったりしますし、せっかくのバス観光なのに外を見ないなんてもったいないー!
ここは何でもチャレンジしてみて下さい。もちろん心配な人はスマホを。まぁ泥棒はほぼいないので問題ないと思います。
…
さて、無事Havanaへのバスに乗れたら、次はドキドキの降車場所ですよね!
これは街に出てからもそうなんですが、どのバスがどこを通るのか全然分からないんです。
しかもネットがほぼなく、街の観光案内所でもバスマップがもらえる訳でもなく…。
現地人に聞いても、人にその都度聞けって話になるし。
これがとてもハードルが高い。
ですがご安心を!やはり世界は進んでいますね!ネットで調べたらありました!
路線図!こちらをご参照下さい♪
下の方の緑で囲んだ部分が空港。上中央の赤の囲みが大体Havana市街地です。
見るとやはりP12とP16が市街地へと向かっているのが分かります。
※もうちょっと詳しく調べたい方は、「Havana Guagua」,「Havana Metrobus」などで検索を。
やっぱり憧れのクラシックカー。実は全部乗合タクシー!
やはりキューバに来たならクラシックカーでしょ!!
と言いたい気持ちは分かります。
アガリますよね~、クラシックカー♪
という事で、ここからはクラシックカーの乗り方について説明します。
「キューバ =クラシックカー」
というイメージを持つ人も多いとおり、ここキューバにはクラシックカーがゴロゴロ走っています。
実はこれ、ほぼすべて乗合タクシーなんです!
フロントガラスに「Taxi」と看板があります。なくてもまぁタクシーです。
そしてこのクラシックカータクシー、通常のタクシー(現行の車)より断然安いのです!
理由は
1. 乗り合いである
2. 乗り心地がめっちゃ悪い(笑)
ですね。
ガソリン代を考えるとクラシックカーは絶対的に最低の燃費だと思うのですが、なぜかほんっと安い。
こちらの乗車料金は基本10 peso (約50円)。
この価格でクラシックカーが乗りまくりなんて最高ですよね!
色んな種類の車体。僕はまだ乗れてませんが赤のオープンカーなんてのもよく走ってます。
いやぁ乗ってみたい♪
観光もいいですが、一日クラシックカー祭りと銘打って乗りまくるのも面白いかも知れませんね♪
さて、肝心の行き先なのですが、基本乗り合いなので、一定の道を一定の行き先で走っています。
なので、これも「どこどこに行くタクシーはどこで捕まえられる?」と人に聞くしか方法がありません。
どこどこ通りますか?という意味です。
これを聞けば通るかどうか確実に分かるのと同時に、基本的にその場所を覚えてくれてて降ろしてくれます。不安そうな顔をしていればなおさらです。
運転手か他の乗客が大体知らせてくれますのでご安心を。
…
それと「基本的に乗り合い」と書きましたが、そうなんです。
もし誰も乗っていないタクシーを捕まえた場合は、好きな所に行けます。そして高いです。
10 cucでどうだ?とか聞いてきます…!
いやいや、俺は乗り合いだとか、値段交渉するとか、そこは必要になってきますね。
今回記事を書いてて思ったのは、現地人との会話は必須になってきますね!
僕の住むメキシコでも同じように人に聞けが合言葉みたいなものです。
本当に皆優しいので親切にしてくれますので、これも旅の醍醐味と思ってドキドキしながらもトライしましょう♪
さて、今日の内容はここまでです。
いつも長くてすみません。ご理解お楽しみいただけましたか(^^)?
特にクラシックカーはキューバならではのお楽しみなので乗る価値ありですね♪
まずは半日くらい時間を作って、色々乗って楽しみながら学んでみるのもいいと思います。
では今日はこの辺で。
Hasta la próxima(また次回)!!
前回のおはなし⇨【リズム音楽世界旅紀行】キューバのお金事情について書いてみました。音楽の楽園は、ひとつの国に通貨がふたつ!
□ライター Zin ” Atrevido” Hitoshi

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