赤い紅茶缶の魅惑に気付いたら、
もう抜け出せない合図だった。
チェンマイの夜を彩るサンデーナイトマーケットで、
現地に部屋を借りている旅の先輩が、注文したのは、
オレンジっぽい色をしたとんでもなく甘い謎の飲み物、「タイティー」。
ミルクティーというと、ベージュっぽい色をしているのが普通だが、
タイのローカルドリンクスタンドや市場の屋台でミルクティーを頼むと、バニラと柑橘系が香る茶葉にコンデスミルクと砂糖を入れた飲み物が出てくる。
これが、いわゆる「タイティー(泰式紅茶)」 との出会い。
屋台の氷がたくさん入ってて、お腹壊さないかな?
出てきたドリンクを前に逡巡するが、熱帯の「暑季」の中で汗が止まらない。
ひとくち。甘い。
お
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美味しすぎる!!!!!
暑い日にこれを飲むと、なぜか疲れが吹き飛ぶような気がした。
今回は「タイティー」にハマってしまった私、studio iotaのビビリな冒険家・前田サキが、
ノマド天国と呼ばれるチェンマイで作業にも向いてて、
かつオシャレな素敵なカフェを紹介していきます!
チェンマイのノマドカフェ地図!
旧市街
アカアマコーヒー(AKHA AMA COFFEE)
続いて、チェンマイを代表する人気カフェ、アカアマコーヒー。
ネーミングは、タイ北部に暮らす山岳民族「アカ族(AKHA)」の「オーナーお母さん(AMA)」がモデルです。
オーナーは山岳民族のアカ族出身で、自分たちの村の暮らしを良くしたいという思いから、標高1,500の山地で栽培しているコーヒー豆を使ったコーヒーショップをひらきました。
農薬や化学肥料を使わずに有機栽培されたコーヒー豆は、美味しいだけでなく健康や安全にも配慮していると評判を呼び、たちまちチェンマイを代表する人気カフェに。
常に混み合っているお店ですが、最近東京の神楽坂にアカアマコーヒーロースターズ トウキョウがオープンしましたね。
マイ シークレット カフェ イン タウン(My Secret Cafe In The Town)
アカアマコーヒー2号店の、隣奥にあるピンクの建物のが My Secret Cafe In The Town。
個人的にはタイティーの美味しさ、No1です!!!!!
大きなダイニングテーブル、ソファ席あり。
店内は明るい雰囲気。とっても気持ちのいい空間で、国際色豊かなノマドワーカーに大人気です。
ゆっくり座ってタイティーをすすっていると、
欧米人の年配のカップルに「相席いい?」と聞かれて、目の前で広げられていたエスニックなお食事が美味しそうでした。
ファーン フォレスト カフェ(Fern Forest Cafe)
緑に覆われた庭が美しい、雰囲気最高の Fern Forest Cafe。
洋館のような建物の1階席、靴を脱ぐリラックスの2階席、そしてミストシャワーと扇風機が稼働のテラス席と、いろんな席があり、好きな場所を選べるのが大人気の秘密。
生演奏が行われる時もあります!
ノマドっぽく無いと思いきや、WiFiが爆速。
広々しているので、待ち合わせにも使いやすかったです^^
バーズ ネスト カフェ(Bird’s Nest Cafe)
旧市街の北側にある、欧米人に人気の Bird’s Nest Cafe。
ゲストハウスと隣接している一軒家カフェ。1階席と2階席それぞれ異なる空間になっていますが、バックパッカーの雰囲気満点でのんびりできます。
PCで作業したり、本を読んだり、家族連れだったり、昼寝をしているお客さんがチラホラ。
ベジタリアン料理あり、ヴィーガン料理あり、グルテンフリーのメニュー。地元農家さんと繋がって安心安全かつ美味しい野菜をたっぷり使った、ちゃんと「おいしい」料理を出しています。
ウェブでノマドカフェを検索した時に、日本語での情報が出てこないので、穴場感もありました♪
なのにドドンと浮世絵が。
グッドソウルス (Goodsouls)
Goodsoulsはスイーツが豊富なビーガンレストランです。
タイティーには牛乳の代わりとなる。豆乳・アーモンドミルク・ココナッツミルクが使用できます。
チェンマイはベジタリアンやビーガンなど、健康志向のお店が多いこと!
オーガニックで作られた農産物が魅力で20年ほど前から西洋の観光客が多く訪れるようになったとか。
欧米人の多い中庭ではジャズの演奏がされることも!
番外編・フアンペン(Huen Phen)
旧市街のど真ん中に位置する、地元客で賑わうカオソーイが美味しいと評判の大衆食堂。
立地が便利で、ガイドブックにも度々登場するので、
街の位置を把握する目印に便利かもしれません!
HP House Cafeと書かれたタイティーを出してくれます。
アムリタガーデン(Amrita Garden)閉店
チェンマイに着いて、まずオススメしていただいたアムリタガーデン(現在は閉店)。
古民家を自分たちの手でリノベーションしたという、日本人経営のマクロビカフェです。
木製のテーブルや椅子など、どこか懐かしさがある雰囲気ですが、
日本語メニューがあるのが、一番のノスタルジー!
ビーガンの健康志向欧米人に特に人気だそうです。
ちょっと路地に入ったところにあるので、静かなのも魅力です。
ピン川沿い
ウーカフェ アートギャラリー(Woo Cafe & Art Gallery)
チェンマイに流れる大きなピン川沿いにある、Woo Cafe & Art Gallery。
ここの最大の特徴は花屋さんとギャラリーが併設しているとあって、とにかくオシャレ。
視界に入ってくるすべてがハイセンスです。
花屋さんの中にレイアウトされるたくさんのケーキは女子に人気!
二階に上がるとギャラリーです。ちなみにトイレまでアーティスティックな空間。
グループでおしゃべりに来ている方もたくさんいらっしゃるので、一人には辛い雰囲気でした。
タメル・コーヒー(Thamel Coffee)
ワロロット市場の裏にある、ネパールテイスト満載のカフェ、タメル・コーヒー。
インドやネパールなど各地の紅茶や、タイ北部の豆を使ったコーヒーなどドリンクメニューも豊富です。
1階はカラフルな雑貨屋さん。店の奥の階段をあがるとカフェがあります。
窓際が一番の特等席。
近くにはモン族市場があり、ここでお土産を買ったり、掘り出し物や安くて可愛いアイテムを探して仕入れをする人もいるのだとか。
チャトラムー(Cha Tra Mue)
ここまで登場したタイティーの茶葉をお土産にするなら、Cha Tra Mue(チャトラムー)へ!
タイで1945年に創業した老舗の紅茶店。「親指マークのタイティー」として親しまれています。
ティーマスターによってブレンドされた紅茶は、マイルドでリラックスできる独特のアロマの香りが広がります。
いかがでしたでしょうか?
ここは天国?天国なの?
と、まあ・・・チェンマイに滞在中、タイティーにハマるうちに、WiFiカフェに通ってしまいました。
それぞれのコンセプトが確立されているところが多いので、どのカフェを巡っていても飽きません。
地図上では、「徒歩30分」などと表示されて最初はびっくりしますが、
スルッと散歩できるのが、また魅力的な街!
バイクがあると、確実に便利です。
ここでご紹介したところだけではなく、ほかにも本当にたくさんのカフェ・ゲストハウスがありました。
- チェンマイ産カカオが味わえるチョコレートドリンクカフェ
- ランナーのお寺の建築様式を用いたスタバ
- 絶対に寄りたいパン屋さん
面白そうでしょ?!
別の機会があったらご紹介したいと思います!
フォトジェニックとノマド天国が広がるカフェ探索。
おすすめです。
カオソーイ食べよっ!
□ ライター 前田紗希
作曲家、ドラマー、RECエンジニア
国立音大⇨世界一周⇨NY
『studio iota label』旅×音楽の9事業の社長・編集長
音楽療法/写真/SEOライター/カフェ
【studio iota label】
【LoFi Hiphop BGM】流れるイオタ『黄昏を駆け抜ける』 (Official Album Video) – Driving through the twilight
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