【世界遺産】高野山最強パワースポット『奥之院』ナイトツアー。歴史と神秘が交差する聖域への旅

こんにちは、studio iota labelの前田紗希(@nagareruiota)です。

全国のパワースポットのなかでも屈指の存在「高野山」。

その信仰の中心にあるのが「奥之院」で、歴代の高僧から戦国大名や実業家までの墓や供養塔が2キロにわたり並んでいます

昼間に行くのは平気でも夜は真っ暗。

そんな夜の奥之院で行われているのが、観光客に人気の「高野山奥之院ナイトツアー」です。

 

高野山奥之院ナイトツアーが始まる前までは、夜になるとお店も閉まるため高野山を夜間に観光することがありませんでした。

また、お客さんの中で、高野山を開創した方が「空海」様だということや、奥之院がどういう場所なのかという基本的な情報を知らないまま帰ってしまう方が多かったことから、

高野山の基本的な部分をはじめ、在住しているからこそ知っている情報などをツアー形式で楽しく伝えていきたいという思いがきっかけとなり、高野山奥之院ナイトツアーが開始されました。(WAKAYAMA Timeより)

 

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奥之院ナイトツアーのスケジュール

19時:恵光院に集合・点呼

19時15分:恵光院を出発

奥之院:一の橋

奥之院:二の橋

奥之院:御廟橋

弘法大師御廟

20時30分頃:奥之院御供所で解散

※復路バス利用者はバス停「奥の院前」まで移動

 

高野山ナイトツアー集合場所までのアクセス

日帰りでも行けるかどうか、気になる方も多いのではないでしょうか。

 

① 公共交通機関を利用する方法

極楽橋駅からケーブルカーで高野山駅へ。そこからバスで集合場所へ。

高野山に宿泊の方も、そうでない方も参加可能ですが、解散後の大都市への移動は難しいかもしれません。(橋本駅か粉河駅までは移動可能、時刻表を確認しましょう)

 

② マイカーで行く場合

車で高野山へ登るには、麓から山道を登っていくことになります。

大阪府と和歌山県の境をどこかで越えることになるのですが、山脈が横たわっており、どこかで峠越えをすることになります。

 

ルートは3つ。

1 国道480号線:高野山宿坊協会や金剛峯寺が推奨しているルート。
道幅が広くガードレールもあり、ただし繁忙期は渋滞気味。

2 国道370号線:舗装されているがやや道幅が狭い。

3 国道371号線:極端に狭い箇所があるため、慎重に運転が必要。

 

筆者たちは日帰りを希望し、和歌山市駅でレンタカーを借りて国道480号線を通りました。

 

高野山は標高約850メートルの聖地。気温は山麓の橋本より、5度前後も低くなります。

冬は雪が積もることもあるので、ノーマルタイヤの場合は、事前に天候や道路状況をご確認ください。

 

国道480号線を登りきると、突然高野山の町が現れます。

日帰り参加、全然可能でした!

 

高野山ナイトツアーで感じた奥之院の魔法。歴史と神秘が交差する聖域への旅


一の橋から奥之院

 

19時:


恵光院に集合・点呼

 

19時15分:

ガイドのお坊さんの後を追いかけ、ぞろぞろとスタート。

歩くスピードがとても速いので驚かされるかもしれません。

まるでハンター試験を彷彿させます。

 

高野山の「奥之院」への参道は、「一の橋」から「二の橋(中の橋)」を通り、「弘法大師御廟」まで2キロにわたります。

中の橋周辺には無料の「中の橋駐車場」がありますが、正式な参拝をしたいなら、一の橋から弘法大師御廟まで歩き通して参拝しましょう。

 

一の橋

まず最初に訪れるのは「一の橋」。

日本三霊橋にも数えられる場所で、20万基以上の歴代の高僧、戦国大名、実業家の墓や供養塔が建ち並び、樹齢1000年という杉並木が続いています。

おびただしいパワーを感じながら、1時間の行程を進みます。

戦国大名の墓所も多く、怖さと神秘が交差する場所です。

 

二の橋(中の橋)

次に「二の橋(中の橋)」へ。

ここには大企業の供養塔が並び、ユニークな石碑も多数。

ガイドのお坊さんがユーモアを交えて解説してくれます。

コーヒーカップ型や福助人形型、ロケット型など様々な形の石碑が多数あるようです。

真っ暗ですが。

 

 

御廟橋(ごびょうばし)

そして「御廟橋(ごびょうばし)」を越えると、いよいよ聖域に足を踏み入れます。

 

御廟(ごびょう)前の玉川沿いに並び立つのが、観音菩薩や不動明王、地蔵菩薩など15体が出迎える水向地蔵

多くの参拝・観光客は、清流・玉川から引いた水槽の水を柄杓で汲み上げ、約1~3メートルの背丈もの全仏像に水を手向けて合掌。

先祖供養し、家族安泰や世界平和などを祈るそうです。

弘法大師御廟

御廟橋の正面突き当たりにあるのが、御廟です。

62歳の弘法大師・空海が最後の時を迎えた場所ですが、

決して死亡したのではなく、今もなおそこに生き、

世界平和と人々の幸福を願い瞑想を続けている「入定(にゅうじょう)」という状態に入られたのだと

信じられているのだそうです。

 

凛とした空気が漂っています

 

聖域である弘法大師御廟は写真撮影が禁止されているため、一切写真は公開されていません。

訪れた人にしかわからない秘密がそこに。

夜の魔法まとめ

暗闇とお墓の雰囲気からは怖さも感じますが、それと同時に不気味な魅力もあります。

日中とは違い、視界が狭くなることで感覚が研ぎ澄まされるようです。

幻想的な雰囲気に包まれて、心が躍る瞬間を楽しめるのではないでしょうか

気になった方は、ぜひ高野山奥之院ナイトツアーへの参加を検討してみてください。

 

みなさまにとって、良い旅となりますように。

Have a nice trip♪

 

【studio iota label】

【LoFi Hiphop BGM】流れるイオタ『黄昏を駆け抜ける』 (Official Album Video) – Driving through the twilight

 

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>「心から出て心に還る音楽を」をモットーに、粋な義理人情を大事にし、 旅に似合う音楽を提供し続けていきます。

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