12時、上海虹橋空港に到着。
八角と油が混ざったような濃い香りとともに、太陽の熱ががジワジワと押し寄せてくる。
ここは中国なのだ。
飛行機の中で、西安~ウルムチまでシルクロードの列車旅を見ていた。
空港からホテルまで送迎の車があったのだが、実に「家族連れ46人を待ってから出発」との事で、自分たちで地下鉄に乗って行く事にした。
「地鉄三日票」45元(580円)を窓口で買わなくちゃ。
わたしstudio iota labelのビビリな冒険家・前田サキ(@nagareruiota)とともに今回上海を訪れたのは、ニューヨーク帰りで英語が堪能な、ヴァイオリン弾きのアヤちゃん。
「3days pass」
と伝えるが、
中国では英語が殆ど通じないのであった。
宿泊先であるインターコンチネンタル浦東へは地下鉄で45分ほど。
駅からズイブン迷子になってしまって困った。
ジワリジワリと汗が流れてくる。
向こうからスクーターがやってきて、そこには家族3人がギッシリと乗って走ってきたものだから、
驚いて、思わずシャッター。
とても近代的な街並で、コンビニ(セブンイレブンやファミリーマート!)や外食産業、ショッピングモールが立ち並ぶ。
映画のセットみたいなオシャレなアパートや、街並に溶け込むカフェなどが立ち並び、「ヨーロッパの路地裏に迷い込んだような気分になれる」とのコトだった。
デパートや高級ホテル・オークラが並ぶのに、
ブティックの店員は居眠りをしていたし、
若者向けの安売りの店が立ち並んでワゴンセールをする横には、
とても立ち入れないような集合住宅が建ち並んでいた。
なんとも徹底していない。
光のトンネル「外灘観光隧道」
浦東から外灘へ移動するのに楽しみにしていたのが、「光のトンネル」。
イルミネーションの中をトラムで走っていく!
ちょっと値段が高いので観光用という感じですが、
観光スポット間をつなぐ交通機関として便利☆
そして外灘へと移動
いきなり現れた夜景!
そこから吐き出される人の数の多さに、光の中でしばらく立ち止まってしまう。
アヤシイ魅力のレトロ上海「豫園商城」
華やかな表通りの1本横に現れるのは、真っ暗な路地。
建物は近代的なのに、ハダカの男達が道端での賭け事をする。
物売り、詐欺師、露店に、ゴミあさり。
クラクションは鳴らす為のもの。バイクは歩道も通る。人民の渦。食うか喰われるか。
もしかしたら、昔の日本もこうだったのかも知れない。
まだ高度成長する前の、パワーや可能性を大いに秘めている。。。
しかしながら中国。
上海はダウンタウンを隠すように大きなビルを通りに面したところに建てているようにも思う。
なので表は華やか、ほんのちょっと裏に入ると雰囲気がガラリと変わる。
このあたり、計画的に建造物やその計画をコントロールできる社会主義国家ならでは、なのかも知れないなぁ。
1番の目的だったJazz Clubを大満喫。
Brown Sugar
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作曲家、ドラマー、RECエンジニア
国立音大⇨世界一周⇨NY
『studio iota label』旅×音楽の8事業の社長・編集長
音楽療法/写真/SEOライター/カフェ
[Twitter]https://twitter.com/nagareruiota