⑵【大江戸今昔めぐり】「江戸前」って言葉の語源。古地図アプリで江戸時代へタイムトラベル!?

お寿司を食べる時に「江戸前寿司」、「江戸前のネタ」なんて言葉を耳にしますよね。

この「江戸前」って言葉。

語源は諸説ありますが、その一つに、この【江戸前島】を指しているとも言われております。

 

地図は現在の東京と大きく違いますよね。

江戸城の前に入り江?

江戸前島??

この地図を現在の場所に当てはめてみると、
【日比谷入江】は、「丸の内」、「日比谷」、辺り。
【江戸前島】は、「東京駅」、「京橋」、「銀座」、辺り。

(FJ時事新聞2019年10月2日「丸の内や日比谷は海?銀座は島?」より引用)

 

今宵は『食べ物』をテーマに、江戸の古地図関連のネタ。

江戸時代開府の少し前。徳川家康が江戸に入城した頃の江戸城周辺の地図を参考に、

脳内でタイムトリップをしながらご覧ください。



 

江戸前島の東側にに広がる海(江戸湊と記載されているエリア)は良好な漁場であったそうです。

ちょうど東京湾の最奥地に位置し、潮の流れが行き着く場所であり、

魚が豊富にいたと推測できます。

(こうやって推測するのもタイムトリップの魅力かも知れませんね)

 

城及び城下町のすぐ目の前で採れた新鮮な魚を使った握り寿司は、

今の東京じゃ味わえない、美味なお寿司だったんじゃないかと。

そりゃ、江戸前寿司という一大ジャンルが形成される訳だ!

歌川広重 鮨 団扇絵 

 

ちなみに、江戸期以前のお寿司は巻き寿司や押し寿司がメインでしたが、新鮮な魚介類が取れた事と、せっかちな江戸気質から、握るだけの寿司が出来たそうです。

 

江戸が生んだ奇跡。握り寿司。

 

    余談ですが、この「江戸前」の定義は、江戸の街の拡大により、その範囲を広げていきます。

江戸中期には、品川と葛西辺りに囲まれたエリアまで拡大。

 

その後は定義も曖昧となり、

神奈川県横須賀市観音崎と千葉県富津市を結んだ

東京湾の内湾を指す事もありました。

 

ただ、これでも範囲が曖昧であった為、2005年に水産庁が

神奈川県三浦市劔崎と千葉県館山市洲崎を結んだ東京湾全域を「江戸前」と定義つけた形

となったとの事。



江戸開府から400年以上使われている言葉「江戸前」。

言葉を地図を見ながら考える。

これも立派なタイムトリップなのかも知れませんね。

 

    江戸地図を眺めていると、まさに水と共に生きた江戸の街が蘇ってくる。タイムトリップの醍醐味です。

その水や水辺は現在もその形を残しながら、私達の生活に欠かせないものであり、そして時の流れを感じさせる一部となっている、尊い存在なんだなと。

 

古地図というと小難しいと思われそうですが、自分達の生活に繋がる何かを見つけられたら、すごく身近な物になりませんか。

 

ネットやアプリで簡単に手に入る古地図も沢山あります。

自分に合った時代の地図を探すこと。そこから旅が始まる。

 

是非昔の地図を眺めて、タイムトリップしてはいかがでしょうか。

 

 

 ライター オキツ カズヒロ

 

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