深川の歴史ある町並みと、現代美術館やカフェが融合した「清澄白河」。

2000年に大江戸線が開通するまでは、大きな開発される事も少なく、昔ながらの住宅と昔ながらの町工場が混在するTHE下町でした。

ブルーボトルコーヒーの日本上陸1号店を機に、清澄白河はオシャレタウンへとダイナミックな変化を遂げます。

新旧の素敵なものが同居しているエリアをまったりお散歩してみましょう。

 

東京の下町とは?

自然災害が多い国、日本。

地震や津波などによる被害を現在までに多く受けていますので、

比較的安全な場所といえば高台」です。

江戸時代まで遡ると、東京都心部の高台には大名屋敷が多く置かれていました

その地域を指すことばが「山の手」。

「山の手」の語源は、高台だったんですね。

📝 神聖な場所・パワースポットとして、寺社仏閣が多いのも、東京の高台の特徴です。

 

対になる「下町」は、海や川に近い低地にある町です。

江戸では京橋、日本橋から神田、下谷、浅草方面に町家が多く、人口が密集していましたので、この地域を指して下町と呼んでいました。

また、都市の商工業に従事する町家が多い地域を指すこともあるようです。

このように、「下町」は大まかに地理的な特性社会的な特性という2つの意味を持っています。

 

江戸以降の下町の歴史

東京における下町の代表的な地域は、日本橋、京橋、神田 ⏩ 下谷、浅草、本所、深川でしょうか。

大正12年の関東大震災以降、本来の下町である日本橋、京橋、神田地域は、多数の企業が進出して個人住宅より会社のビルが多くなります。

また問屋など大商店の職住分離が進み、店はそのままで家族は郊外に移住することが盛んとなりました。

移住先が、現在の浅草や深川

結果、江戸時代以来培われてきた下町の人情といった温かい人間関係の中心は、日本橋から、

浅草や深川に移ったといわれています。

📝  東京の下町は運河や小河川が縦横にあるため、橋を渡らないと隣町に行けない地域があり、こうした地域では道路や川を越した先を「むこうがし(向こう河岸)」という表現があります。 
古地図
尾張屋清七版「深川絵図」国立国会図書館、岩橋美術復刻版より

 

「清澄白河」で新旧の素敵なものをめぐる♪

まずは「深川めし」

下町風情が味わえる名店。


深川エリアの名物といえば、あさりがふんだんに入った深川めし。

大正13年(1924年)の創業の、『割烹 みや古』はいかがでしょう?

平日・土曜日の限定のランチメニュー「深川めしセット(1500円)」では、深川めしにお吸い物とお漬物、すりもののあんかけが添えられた御膳を、リーズナブルな価格で楽しむことができます。

地元深川産のあさりを最大限に活かした、老舗ならではの味わいに大満足。

 

 

場所は清澄白河駅と森下駅の中間になります。

 

 

普段使いに最高の「中華」

オシャレよりもヤンチャなものが食べたい!肉とか炒め物は無いのか!って人にオススメなのは、

下町系の中華屋さん。

安い・うまい・ボリューム満点と三拍子揃った、地元の人に愛される、『興隆菜館』はいががでしょう?

ラーメン半チャーハン+炒め物のランチ定食が、680円で食べれるとかすごい。

ランチなら単品のメニューでも、+100円を払うだけで、ライス(おかわり自由)、スープ、サラダ、漬物、デザートがついたセットになるという。

ボリューム満点の中華です!

おすすめはスペアリブ🍖


 

アクセスは割烹 みや古からほど近い、清澄白河駅と森下駅の中間にあります。

 

お茶に立ち寄りたい「清澄白河」のカフェ

食事を楽しんだ後は、周辺をお散歩してみませんか?

オシャレなカフェが続々と出店して、コーヒーの激戦区として近年話題になっている清澄白河。

サードウェーブコーヒーの火付け役として有名なブルーボトルコーヒーを筆頭に、

豆や焙煎、抽出方法にこだわった本格的なコーヒーショップが多数集まっています♪

 

iki ESPRESSO

清澄白河駅と森下駅の中間点にある、オセアニアスタイルのコーヒー店『iki ESPRESSO』。

店名の由来である「ikiに生きる」をテーマに、一日の始まりをカフェで過ごすオセアニアの生き生きとしたライフスタイルを提案しています。

 

おいしいコーヒーはもちろん、スタイリッシュで開放感のある店内の雰囲気も魅力的!

ドリップコーヒーのほか、エスプレッソやマキアート、カプチーノなどさまざまなドリンクを楽しめます。

 

深川資料館通り方面のエリアへ!

さてさて、小名木川を渡って駅の反対側へ歩くと、

清澄庭園や木場公園、東京都現代美術館、深川江戸資料館などの観光スポットがあります。


 

清澄庭園を背にして東西に長く伸びた『深川資料館通り』は、100店ほどの商店が建ち並ぶ近隣型の商店街。

古くからある呉服店や蕎麦屋、和菓子屋、文具店といった多彩な店が元気に営業していますので、食べ歩きや、街歩きの中間拠点に◎

街の人とおしゃべりしていると、親切でカラッとした気っ風の良さに心が温まります。

 

清澄白河で買いたい「お土産」と雑貨

たくさん歩いたし、お土産買いたい!お土産!って方、お待たせ致しました!

テイクアウトの出番です。

チーズのこえ

北海道の選りすぐりのチーズを取り揃えた『チーズのこえ』。

北海道じゅうに点在する、約140のチーズ工房の中から選りすぐりのチーズを年間で300種類以上取り揃えている店です。

道内全域のチーズを扱う店は現地にもなく、とっても貴重な品揃え!

 

筆者はクリームチーズと、プティニュアージュを購入。初めて食べる弾力にびっくり♪

店内で販売するソフトクリームも、“東京でナンバーワンの味”と評判です。

理科室蒸留所

激戦区、清澄白河でもっとも印象に残ったコーヒーは?

といわれれば、間違いなくあげたいのが『理科室蒸留所』の水出しコーヒーでしょう。

プラではなく「瓶」を使うこと、ただの水ではなく「蒸留水」であることが、味が大きく違う点なんだそうです。


 

近辺の徒歩5分圏内には、『ブルーボトルコーヒー 清澄白河フラッグシップカフェ』をはじめ、

築50年のアパート「深田荘」がリノベーションで生まれ変わった、『フカダソウカフェ』

わずか6坪の店内で清澄白河の街の情報が集まる『ARiSE COFFEE ROASTERS』

唯一無二のブラジリアンプリンの味わえる『TOKAKU coffee(兎角珈琲)』

などが点在し、コーヒー好きにはたまらないエリアとなっています。

 

Feel The Garden 苔のテラリウム


知る人ぞ知る苔のワークショップ!

一風変わったお土産では、理化学+インテリアのアンテナショップ「リカシツ」が有名ですが、店舗内の階段を2階に上がってみてください。

美しい緑色ののテラリウムが並んでいます。

 

苔テラリウムとは、ガラス瓶の中に苔を植えて楽しむ、言うなれば”生きる箱庭”です。

日陰に強く、暗い部屋でも育てやすい苔は「観葉植物を買っても枯らしてしまう」という人にもぴったりです。

 

アートの街「清澄白河」で現代美術館のダンジョンへ

カルチャーの発信地、清澄白河の象徴といえばアートではないでしょうか。

ついに本丸へ到着しました。

木場公園内にある、『東京都現代美術館』へ。

「普段使い」してもらえる美術館をコンセプトに、パブリックスペースが充実しています!(=椅子に座れる。)

 

 

館内の延床面積は、日本最大級の広さ。

巨大化する傾向のある現代美術作品が展示可能なようにと、広大な吹き抜け空間も準備されているので、

ダンジョン感が半端ない。


館内のレストラン「100本のスプーン」赤ちゃん向けには旬の食材を使った離乳食を無料で提供するなど、家族で楽しめる作りになっています。

 

歴史とアートをめぐる、旅のさいごに

美術館で疲れた足と頭をクールダウン。帰宅前にカフェで糖分補給はいかがでしょう?

で、オールプレスエスプレッソだと思うじゃん?

ところが17:00で閉まっちゃうんです(涙) ※現代美術館は18:00まで。

 

木々が生い茂る木場公園をのぞむ入り口に、ヨーロピアンな外観の救世主が現れます。

HAGAN ORGANIC COFFEE​(ヘイガン オーガニック コーヒー)』。


2021年にオープンしたばかりの自家焙煎コーヒーショップで、目玉はフルーツサンド。

乳卵不使用のヴィーガン対応で、中のフルーツは極大サイズにカットされているハイスペックな逸品です。

ちなみにお会計は、冒頭の「深川めし」と同じくらい。高価すぎてもはやB級感が漂います。

 

清澄白河駅と門前仲町駅と木場駅のちょうど真ん中あたりですので、好きな駅を選べますね。(オールプレスのほぼ隣。)

 

まとめ

 

古き良き下町のノスタルジックの雰囲気があり、歴史を感じるとともに、新しさにも触れられる、清澄白河。

食事・コーヒ・ちょい食べ歩き・アート巡りに訪れたい、特におすすめのお店をご紹介しました。

みなさまにとって、良い旅となりますように。
Have a nice trip♪

 

 ライター 前田 紗希

作曲家、ドラマー、RECエンジニア
国立音大⇨世界一周⇨NY
『studio iota label』旅×音楽の8事業の社長・編集長
音楽療法/写真/SEOライター/カフェ

日本のインディーズレーベルstudio iota labelではCDの制作・販売、WEBコンテンツの発信、企業のWebライティング、動画BGM製作、アーティストやお店などの写真撮影、作曲・編曲事業、レコーディング・ミックス事業などを行っている。

幻想的な車窓夜景【夜のゆりかもめ 新橋〜豊洲、豊洲公園】Tokyo Night Jazz[作業用BGM]/SUZUKI MELODION

【ウェブサイト】http://studio-iota.com/
【Facebookページ】https://web.facebook.com/iotabi
【note】https://note.mu/nagareruiota

>「心から出て心に還る音楽を」をモットーに、粋な義理人情を大事にし、 旅に似合うような音楽を提供し続けていきます。

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