日常の延長線上の非日常へ
東京で生活する中で、切っても切り離せない路線のひとつ、中央線。
学生さんも、会社勤めの方も、一人暮らしも、カップルも。
東京、神田、四ツ谷、新宿、中野、吉祥寺。錚々たる面子のオンパレードである。
本日紹介するは、そんな中央線の魅力の一つ。
「奥多摩の緑」
普段はあまり行かない、都心と逆方向の中央線の魅力をお伝えしたいと思う。
東京駅を中央線の上りの端とするならば、下りはどこに向かうのであろうか。
八王子、高尾を通って、山梨に抜ける中央本線が有名かも知れない。
時には東京発・河口湖行きの中央線なんていう、絶対寝過ごしたくない行き先も有り、
この辺りはまた、別の機会に紹介したいと思う。
「奥多摩の緑」へのアクセス
新宿から奥多摩駅まで快速で90分。立川駅、拝島駅で分岐して、更に山の方へ。目指すは、鳩ノ巣駅。
そこには極上の緑と、緑を充分に堪能出来る最高のカフェがある。
青梅線「奥多摩」行きの電車に乗車し、極上の緑の癒やしへ、皆様を、いざないます!
出かけよう東京の森カフェへ
鳩ノ巣駅に到着。
改札を出て駅近くの廃墟を通る。
ワクワクする。
駅を降りてすぐに本格的な自然。
エメラルドグリーンの清流がせせらぐ道を通って、カフェまでは徒歩6~7分ほどで到着する。
目を凝らさないと、そこにお店があるとは見つけられないほどである。
と思ったら開いてないので、周辺を散歩して待つことに。
駅→カフェ→その先に吊り橋がある。
橋からは、水しぶきを上げて多摩川が流れるダイナミックな景観が!
多摩川が秩父古生層を浸蝕してつくった美しい渓谷だ。
絶景カフェ(ギャラリー)ぽっぽで読書タイム
さて、カフェのオープンは10時。
偶然にも僕と同じ土地から訪れたご夫婦と一緒に待つことに。こういうふれあいが旅気分の醍醐味。
細長い店内には、窓際にカウンター席があり、その窓からは5月の新緑、そして、青緑の清流が見下ろせる。
奥多摩の大自然 鳩ノ巣渓谷。緑がコップに映って美しいので、是非この席で絶景を楽しんでみてほしい。
「東京の森のカフェ(書肆侃侃房)」に掲載されてから、休日は満員が続いているそう。かくいう僕も同書籍を読んで、新緑の季節に訪れようと思ったクチだ。
絶景カフェぽっぽ のおすすめポイント3つ
- 席に座るだけ!あまりの絶景に思わず歓声をあげてしまう。
-
メニューは土鍋カレーなどオーガニックの素材を使ったもの。「訪れる人に身体に良いもの」と考案された優しい味わい。
- 平日の静かな時間が良い。店内は落ち着ける雰囲気なので読書も捗る。
レビューと評価
■良い点 : 大自然に囲まれた場所なので、窓を開ければ自然の涼しい風が入ってきて、心が癒される。
鳩ノ巣渓谷は奥多摩の大自然を散策できる「大多摩ウォーキングトレイル」の一番の見所なので、ハイキングコースの休憩場所になっているようだ。
さらに「東京」の一部である身近さ、アクセスの良さは、日常の延長線上の非日常といえるだろう。
注意点
画像を送信するような強い電波は入らないようだ。デジタルデトックスをしなければならない。
おわりに 中央線と多摩川の親和性
意外と知られていない、東京の西。
極上の癒しは「東京」でも充分に堪能出来ることを知っていただけただろうか。
奥多摩からスタートする水の流れは『多摩川』となる。その場所を結ぶ中央線。
奥多摩
青梅
羽村
立川
聖蹟桜ヶ丘
調布
狛江
二子玉川
下丸子
羽田空港
東京を突っ切って、流れる多摩川。
その源は、緑深き最高の癒しの地である。
いつもの流れに沿う、身を任せるのではなく、振り返って、逆らってたどり着いた場所。
日常の延長線上には、きっと新たな発見があるのではないだろうか。
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【studio iota label】
【LoFi Hiphop BGM】流れるイオタ『黄昏を駆け抜ける』 (Official Album Video) – Driving through the twilight
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