こんにちは!カナダが大好きな花のアクセサリー作家、Aromariage なおみです。
自然が多く人々が優しいカナダ。
カナダといえば、治安が良く洗練された都市、ロッキーやメープル街道などの大自然、多民族&LGBTの受け入れ先進国などたくさんの魅力に溢れています!
ということで、もっと色々なカナダを見てみたいと思った私は、
そうだ、広ーい北米大陸を横断してみよう!
と思い立ち、秋のはじまりから約一ヶ月間の旅に出発したのでした。
カナダ横断にも様々なルートがある
アメリカのニューヨークからスタートし、そこから北上してカナダのプリンス エドワード島へ。
モントリオール、カルガリー、チリワック、バンクーバーとめぐっていきました。
カナダはロシアに次いで世界で2番目に広大な国土を持つ国です。
10の州と3つの準州に別れており、西海岸、東海岸でも気候や名産や人々の性格が違うそうです!
これだけ広ーーーーーーい大陸を横断するのはとても体力の要ることで・・・
Aromariage なおみは旅の途中で点滴を打つ事態になってみたり、
旅の相方である編集長・前田サキは寒さで不眠状態が続いて目の下にクマを作ってみたり。と、サバイバルな事態が起きる珍道中でもありました。
さて、そんな旅の間、私たちの気力と体力を支えたもの。
それはもちろん、美味しいご飯♡
やはり土地のものを食べてこそ、そこの文化や人の生活がわかるというものです!!
・ 土地のものを食べる
・ そこにはお金をケチらない
・ でも必要とあらば自炊する!
という[食事三原則]をモットーに(ただ食べたいだけっていうのもあるけど)、 特にこの旅行の中でも美味しいものを堪能した、モントリオー ルのB級グルメについてご紹介します!
モントリオールはフレンチ B級グルメの宝庫
カナダの名物というと、
メープルシロップ!
サーモン!
あとは。他に何も浮かんでこないな〜、という方も多いかもしれませんね。
他にはというと、ロブスター料理や、低温で焼き上げるプライムリブ (特製スパイスを塗った上質な牛肉をじっくり焼き上げたアメリカンスタイルのローストビーフ)という名物が挙げられます。
実はカナダには郷土料理というものがありません。移民大国として知られているので、ヨーロッパやアジアなどから持ち込まれたもの、もしくはその影響を強く受けたものが多くなり、全てが本場の味で楽しめます!
まずはプーティンは外せない!
セント・ローレンス川に浮かぶ大きな島にできた町・モントリオールは、 カナダ第2の都市。パリに続いて2番目のフランス語圏というだけあって、店名も標識もフランス語。
優雅でモダンな雰囲気から「北米のパリ」ともよばれています。
お店では「Bonjour!Hello!」と言われるのがほとんど。
モントリオールの名物というと「プーティン」。
フレンチフライ(英語=フライドポテト)にグレービーソースをかけ、チーズや肉を乗せた料理です!
空港に降り立って、最初に食べたのがこちら。
どんぶりにたっぷりのポテト!
トッピングはスモークチキンで、持つとどっしりと重たい!!
本場のプーティンは 24 時間営業! ?
「プーティンが食べたいなら、一番オススメのところに連れてくよ!」
と、私達を美味しい B 級グルメに案内してくれるというのは、モントリオール在住のフランス系カナダ人の男の子。
フランス語、英語、日本語を話せる上に超親切なナイスガイです!!←初対面
案内してもらったのは、”Poutine La Banwuise”というプーティン専門店。
いつも行列ができている人気店です。
私たちは、サワークリームやベーコンが乗った”La Savoyarde”を、
カナディアンの男の子は、肉とフライドピクルスが乗っているものを注文。
こちらが”本場の”プーティン!!グレービーソースから何から、全然違う!!
お値段はレギュラーサイズ(写真)が9〜11、一回り大きなグランデサイズは$13〜16 程度
何より私が驚いたのは、フライドピクルスってすっごく美味しい!
なぜ日本で見かけないのか不思議なくらい。
カモーン!フライドピクルス!!
ビーガンチーズやビーガンソースを使用したビーガンメニューもありました。
このお店、実は 24 時間営業で、日によっては深夜も並ぶことがあるそう。
グランデサイズを一人でサクサク食べきっている地元の人には仰天しましたが、二人でシェアするのがちょうどいいかもしれません!
揚げた芋に肉汁のソースとチーズをぶっかけた超ファットな料理を深夜に食すなんて。恐るべしフランス系カナダ人。(が持ち込んだ料理)
Poutine La Banwuise
994, rue Rachel Est Montreal, Quebec Canada
ベーグルとプレッツェルは、外サク・中フワがたまらない!
「え!!なにこれウマーイ!!」
と、思わず道端で歓喜してしまったのが、こちらベーグルです。
「ベーグルって、あの固くてパサパサしたやつよね?」
と、正直思っていたら、大間違い!!
なぜかベーグルの写真は撮り忘れていて、こちらはプレッツェル。日本ではドイツ系のハードタイプが多いのかな?
日本でよくあるもっちり系ベーグルは、ニューヨークから来たもの。
モントリオールのベーグルは、茹でるお湯にはちみつが入っていて、石窯で焼いているそうです。外はさっくり、中はふわふわでほんのりと甘みもあって、とても食べやすい!
プレッツェルも、サクふわ感にほんのり塩気がきいて、見た目より柔らかくて、プレッツェルがこんなに美味しいとは!!
ハイカロリーなものに飽きたら、シンプルなベーグルやプレッツェルでリセットもいいかもしれませんね。
こちらのお店も、驚きの 24 時間営業。
Fairmount Bagel
74 Avenue Fairmount O, Montréal, QC H2T 2M2, Canada
ランチにおすすめ、B 級グルメ代表「スモークドミート」
「肉が好きなら、スモークドミートを食べないと!」
「好き好き!名前からして美味しそう!!連れてって!」
というわけで、創業 1928 年の老舗、”Schwartz’s”へ。
創業者はルーマニアから移住してきた Schwartz さん。現在のオーナーの一人はセリーヌ・ディオンの旦那さんが入っているという、超有名店です。
到着すると、お店の外にズラーッと行列ができていました。
店内は、オリジナルのスパイスやお肉を買っていくお客さんで、いつも賑わっています。
テーブルで食べたい場合とテイクアウトで、並ぶ列が違います。
列に並んでいる間に注文し、レジに到達するまでには包まれたサンドが手渡されるという形式。
受け取ると、お、重い。普通のサンドイッチの重さじゃない。
スパイスで味付けされ、しっとりとした牛肩バラ肉が何枚も入っていて、パンは添え物程度なので、サンドというよりも、肉をそのまま食べている感じ。
お肉の旨味がぎゅーっと詰まっていて、スパイスやマスタードとの相性もよく、案外脂っこくもありません。
ピクルスは大きくてかなり酸っぱめで、さっぱりとさせてくれるので、セットでおすすめです!
Schwartz’s
3895 Saint-laurent Boulevad, Montreal
モントリオールのスイーツも外せない!!
モントリオールの 3 大名物といわれる「プーティン」、「ベーグル」、「スモークドミート」を食べ尽し、もうお腹いっぱい?
いえいえ、実はまだまだ名物があるんです!!
メープルシロップを氷の上に流して、待つこと 10 秒、木の棒にくるくると巻きつけて完成。
メープルキャンディー!!
ものすっごく美味しかったです!周りの子供達の羨ましそうな顔からもわかります。
こちらは、メープル街道のハイライト、ローレンシャン高原のトレンブランビレッジでいただきました。
編集長・前田サキの、この子どもみたいな笑顔がすべてを語っていますね。
お隣は今回大変お世話になったマシュー。
今年はいつもより1週間ほど紅葉の時期が遅れていたようですが、ゴンドラで登った先に見える景色は、とても清々しいものでした。
でも次は真っ赤なメープル街道を見てみたい!!
ちなみにここではメープルアイスクリームと、メープルシュガーキャンディも頂きました。
ああ。今思い出しても美味しかった〜★
結局メープルかい!というツッコミもありそうですが、美味しいんですもの。
スイーツ好きの方には、モントリオールのチョコレート
モントリオールのチョコレート専門店 ”JulietteetChocolat” は、チョコレート、 ケーキ、チョコレートドリンクなど、豊富なチョコレートメニューが楽しめる人気店です。
赤いコックハットが可愛らしく、店員さんもとても感じが良いです!
ホットチョコレート、チョコレートアイスクリームは、濃厚なのにしつこくなくて、ウマー!ウマー!!
カカオ風味の紅茶、チョコレートティーは大人の味。
特に寒い日にはほっとします。デートにもおすすめのお店!
おみやげにもぴったりなチョコレートクリームやブラウニーも豊富ですので、モントリオールの美味しいチョコレートを持ち帰りたい!という方にも是非行っていただきたいお店です。
Juliette et chocolat
3600 Saint Laurent, Montreal, Quebec Canada
マーケットでお手頃スイーツ&フレッシュなフルーツを
滞在していたアパートから近く、朝の散歩で訪れた Jean Talon Marche にも美味しい物がたくさん!!
生鮮食品だけでなく、クレープ、ガレットなどのフランス料理やトルコ料理、 エスニックフードも味わえます。
編集長が匂いにつられてフラフラと買った焼き立てふわふわのワッフル。
通りがかりの人に「あなたそれどこで買ったの?」と聞かるくらい、バターの良い香りがしました!
私、Aromariage なおみは一個 25 セントのリンゴを丸かじり。
箱いっぱいのイチゴやブルーベリーが、スーパーより相当お安い値段で買えます!!
数日滞在するなら、このマーケットで野菜やフルーツを買って自炊するのも楽しそうでした。
旅行中って、どうしても野菜やフルーツが不足しがち。 そんなときにもマーケットは助かりますね!!
Jean Talon Marche
7070 Avenue Henri-Julien, Montréal, Canada
いかがでしたでしょうか?
美味しい食べ物との出会いも、旅の大きな楽しみの一つ。
カナダの料理は、地域的に言うと、東北はイギリス、アイルランド、スコットランドからの影響が強く、
東南はフランス、西はアジア、真ん中はイヌイットの影響もあって、ジビエ料理や、それぞれの文化から少しずつ影響を受けているのかなという印象でした。
それぞれの土地で、それぞれの国から持ち込まれてアレンジされた料理は、その土地の歴史も感じさせてくれる、大切な要素。
次に行くなら、どこに行こうかな?
と思うと同時に、「何を食べたら、そこの生活がわかるかな?」なんて考えながら、地図を広げています。
カナダ横断では素敵な出会いや発見もあり、東京も都会とは言え、まだまだ追いついてないのかもと思うほどのニューヨークの大都会ぶり、
美しく壮大なカナダの景色、 圧倒的な芸術や多民族の北米文化に触れることができたのは、
現実とは思えないほど貴重な体験でした。
□ライター Aromariage フラワージュエリー作家
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