【足尾銅山】の旅レポート。見た事もないような大規模の廃墟!日本史でもおなじみ、美しき不思議スポット。



江戸幕府より直営の銅山と認められてから、約400年間、一時休山しながらも長い年月にわたって銅の採掘が営まれた日本でただ一つの銅山が、【足尾銅山】です。

銅山の閉山を機に、その内部を開放し、銅山の歴史や仕組みを知ることができるようになっています。

 

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足尾銅山へのアクセス

北千住駅から東武線特急「りょうもう」に乗り、1時間30分。
群馬県の相老(あいおい)駅に到着します。
そこから、わたらせ渓谷鐵道、通称「わ鐵」に乗車します ⊂=⊂=⊂(┛゚Θ゚)┛イッテキマース
 
左に停車しているのが「りょうもう」、右が「わ鐵」です。
群馬県~栃木県の、山間のエメラルド色の川を臨みながら、
渡良瀬川の渓谷地帯を走っていきます。
 
懐かしい駅舎や、季節の花、鉱山の歴史なども楽しむ事ができるのがポイント。
途中の、水沼駅には駅舎と温泉が一体になった「水沼駅温泉センター」があります。
“すっぴん美人の湯”という温泉と、お食事処があるとのことで、ここで下車しました。
 

とても美しそうな場所だったので、町の探検に出てみる事にします。

 
お食事できる場所を探して歩きます。
はたはたと揺らめく、魅惑の文字を発見!
 
 
「やきいも くださーい!」
 
 
あれ?誰もいない。
 
 
歩いていると、なんとなーくこの町に漂う不可思議さのようなものがありす。
 
これはもしかして、
人気(ひとけ)というものが感じられないからかもしれないと思いました。
 
飲食店があります。
 
やぶれた障子の隙間から中を見てみますが、誰か居るのかが分かりません。
 
コンビニ。
まるで廃墟です。
お腹が空きました。
 
 
誰もいないねぇ、たぬきさん?
 
あまりに誰にも会わないので、ちょっとだけ怖くなってきました。
 
駅に戻りましょう。
 
 
温泉のマスコット。河童の置物。
 
足尾銅山に向かう列車、きたきた!
 



列車は栃木県に突入。
 
車窓からだんだんと銅山関連の建造物が目につくようになります。 
それは見た事もないような大規模の【廃墟】でした。
 
全てが廃墟ではなく、浄水場や変電所など、現役の施設もあるそうです (´-`) 

足尾銅山が近付いてきました。

 
江戸から昭和まで、栄えては衰退し、栄えては糾弾され、
という歴史を刻んできたという、足尾銅山の跡地。
現在は坑道の一部を観光施設にリニューアルされ、「光と影 正と負」を未来に伝えて行こうと、 さまざまな展示がなされています。
 
これはもう入るしかありません!
 
ワッ(゚Д゚;) 暗い洞窟の中で蝋人形の展示がされています。ナイスなセンスですね。
坑道内は天井から水がポタポタ垂れてきたりして、鍾乳洞のようです。
 
山の中の坑道は横に掘るだけではなく縦にもたくさん掘られており、
 
その高低差は約1200mもあるそうです。
 
掘られた距離の総延長は、東京から博多までの距離にも相当するということです。
 
すさまじい。
 
観光用にライトアップされているが、あまりに美しい姿です。 
 
 

足尾銅山、おわり。

 
 

バスで日光まで移動 ピューッ!≡≡≡ヘ(*゚∇゚)ノ

 
この旅は父親の還暦の祝いだったのです。 
 
おハワイでもなく おふらんすでもなく 足尾銅山。いいでしょー。
 
宿泊くらいはちゃんとしようと予約したのは日光金谷ホテル也(ノ ̄ー ̄)ノ。
 
明治6年創業、古くはアインシュタインやヘレンケラーも愛用した、
日本最古のクラシックリゾートホテル。
日本の建築美と西洋のモダンな家具が溶け合い、明治の薫り漂う館内。
 
さいごに。
 

【還暦】とは。

 
干支が一回りして再び生まれた年の干支にかえってくるのには60年掛かる、というところが由来らしいです。
え?干支って「十二支」のことで、12種類じゃないの? 
と思ってしまいますが、それは干支の【支】のほうだけ。
あまり馴染みがないですが、【干】のほうも実は10種類あって、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸というのがあります。
この十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせて形成されているのが干支で、本来は「今年は甲寅の年だぁ」となるのです ( ̄(エ) ̄)ノ
それが一回りするのには60年かかるんですね。ですから60歳は生まれ変わり。
再び生まれた年の干支に還(かえ)って、人生の二周目が始まるのです(^_^)
 
ちょっといい話し。


 ライター 前田 紗希

 

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【LoFi Hiphop BGM】流れるイオタ『黄昏を駆け抜ける』 (Official Album Video) – Driving through the twilight

 

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>「心から出て心に還る音楽を」をモットーに、粋な義理人情を大事にし、 旅に似合う音楽を提供し続けていきます。

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