こんにちは、studio iota labelの前田サキです。
皆様のフィンランドの旅にも役立てて頂けたら、嬉しいです☺️
ヘルシンキの街と近郊都市の手作り観光ガイド もくじ
- アイノラ
- スオメンリンナ島
- レストラン「スオミ」
- 古都トゥルク
- ルオスタリンマキ手工芸博物館
- 聖ヘンリ・エキュメニカル礼拝堂
- 食べてみたいな☆カレリア・パイ
- 食べてみたいな☆コルヴァプースティ
- 食べてみたいな☆ミートボールとグリルソーセージ
ヘルシンキ
アイノラ
ヘルシンキ近郊にある「アイノラ」をご紹介します。アイノラは、国民的作曲家ジャン・シベリウスの自邸で、彼が1904年以降亡くなるまで一家で住んでいた場所です。
アイノラへのアクセスは、ヘルシンキ中央駅(Rautatientori 駅)から約30分の近郊列車で、ヤルヴェンパーという郊外の街へ向かいます。
そこからさらに15分ほどののどかな田園地帯を歩いて到着します。
最寄りの駅名は Kyrölä。キョロッラの駅前は、美しい景色が広がっていて、まさに絵本のような風景です。
そこからさらに 15 分ほどのどかな田園地帯を歩いて到着するのが〈アイノラ〉の愛称で親しまれる、
国民的作曲家ジャン・シベリウスの自邸です。
こちらが、キョロッラの駅前一等地になります!のどか!
アイノラまでは徒歩20分ほど。
この景色、持って帰りたい。
シベリウスは1904年以降、亡くなるまで一家でこのお気に入りの家に住み続け、作曲に没頭していました。
自邸には今でも当時の家具やピアノなどがそのまま保管されていて、
5〜9 月の間のみミュージアムとして一般公開されています。
敷地内には、自邸以外にシベリウスと妻アイノが共に眠るお墓や、
一家が愛用していたサウナ、モダンなカフェ付きのミュージアムショップなどがあります。
風光明媚な景観を楽しみながらすべてをじっくり見て回るには2時間ほどでしょうか。
時間に余裕があれば、シベリウスがいつも白鳥観察などをしていたという湖のほとりを通って、
一駅先のヤルヴェンパー(Järvenpää)駅までのんびり歩くのも気持ちがいいです!
ヤルヴェンパー駅前は、大型スーパーやおしゃれな商店街が並んでいて、
郊外の賑いが楽しめます。この散歩コースは本当におすすめの場所です!
ただし近郊列車は 1 時間に 1 本のみなので乗り遅れないよう注意。
アクセス : ヘルシンキ中央駅から近郊列車に乗り Kyrölä 駅下車。西方向に徒歩で約20分。またはカンッピ地下バスターミナルから Mäntsälä 行きのバスに乗り(約 55 分)、 Ainola バス停下車徒歩約 5 分。
開館時間 : 5月上旬から9月下旬のみオープン、火〜日曜 10:00〜17:00
定休日 : 月曜
・スオメンリンナ島
続いて、エテラ港から市営フェリーに乗り、世界遺産のスオメンリンナ島へ行ってみましょう。
この島はかつてスウェーデンがロシアに対抗するために建設した軍事要塞の跡地が残る群島で、
岸辺には勇ましい砲台や潜水艦、壁跡などが見られます。歴史好きの方にはたまらない場所ですね。
スオメンリンナ島は自然の美しさでも知られています。緑の揺れる美しい野原や、バルト海が一望できる岸辺など、その自然の雄大さにも感銘を受けます。
特に6月から7月にかけては島全体が菜の花で真っ黄色に染まります。
施設見学を楽しむなら半日、
景色を楽しむなら3時間ほど滞在するのがおすすめです。
地元の人々はピクニックランチを楽しんでいるそうですよ!
アクセス : エテラ港から市営フェリーで約 15 分
・映画『かもめ食堂』のロケ地レストラン「スオミ」
さて、もう一つのおすすめスポットは映画『かもめ食堂』のロケ地レストラン「スオミ」です。
ヘルシンキ中央駅からトラム 6 番に乗り、Aleksanterin teatteri 停留所で下車。
10分ほど歩くと、映画『かもめ食堂』 が撮影された実在するレストランとして有名になった大衆食堂カハヴィラ・スオミが見えてきます。
フィンランドの家庭料理やシナモンロールをリーズナブルに楽しめる場所で、地元の人々に愛されています。
日替わりランチは常時5〜6種類のメインメニューから選ぶことができて、さらに冷たいドリンク、コーヒーまたは紅茶、パンがつきます。
住所 : Pursimiehenkatu12, 00150 Helsinki
アクセス : トラム 6「Aleksanterin teatteri」下車徒歩約 10 分、トラム 3「Viiskulma」下車徒歩約5分
営業時間 : 月〜金曜 9:00~21:00 (ランチタイム 10:30〜、ラストオーダー20:30)
定休日 : 土・日曜
古都トゥルク
ヘルシンキから列車で 2 時間、フィンランド南西部のバルト海に面する港町トゥルク。
トゥルクはフィンランド最古の街であり、長い歴史を持つ首都です。
港へと注ぐ穏やかなアウラ川の運河が街の中心部を貫いており、昔も今も中心街が栄えています。
鉄道駅が中心街から離れているため、
徒歩15分ほどの場所にある屋外マーケット広場(Kauppatori)が便利な拠点となります。
マーケット広場の周囲には、各方面行きのバスターミナルが並んでいますので、
郊外の観光スポットや、ムーミンワールドのあるナーンタリに出向く経由地にもなっています。
トゥルクにはすてきな図書館やシベリウスの楽器博物館もあるそうです。
ルオスタリンマキ手工芸野外博物館
ルオスタリンマキ手工芸野外博物館(Luostarinmäen käsityöläismuseo)は、中心部からやや離れた小高い丘にある野外劇場です。
夏とクリスマスシーズンにだけオープンしており、一昔前の街や住まいの雰囲気を感じながら、伝統工芸の世界にタイムスリップできます。
木造小屋がたくさん建ち並び、19世紀後半から残っている建物は、街の大火災を免れた幸運なものたち。
靴、陶芸、ブリキ看板、洋裁など、様々なジャンルの伝統工芸の職人さんたちが当時の衣服に身を包み、制作に打ち込む姿を見学できます。
屋根にも草木の生えた、昔ながらの建物を眺めて回るだけでも楽しめちゃいます!
住所 : Vartiovuorenkatu 2, 20700 Turku
アクセス : マーケット広場から徒歩 15 分、市バス 18 番「Luostarinmäki」下車徒歩約 5 分
開館時間 : 5月〜9月半ばは火〜日曜 10:00〜18:00、12月は10:00〜16:00
休館日 : 月曜
聖ヘンリ・エキュメニカル礼拝堂
2005年にトゥルク郊外のがん患者療養施設のそばに、基金によって建てられた聖ヘンリ・エキュメニカル礼拝堂(Pyhän Henrikin ekumeeninen taidekappeli)。
設計者はマッティ・サナクセンアホという今フィンランドで勢いのある現代建築家のひとりで、教会建築のイメージを覆すこのユニークな作品で大いに注目を集めました。
船をひっくり返したような形状の建物で、周囲の松林の色に溶け込む銅板で覆われています。
内部には塗装のされていない美しい松材が張りめぐらされており、不思議な心地に満たされる奥行きある空間が広がっています。
奥の祭壇が光り輝いて見えるのは、両サイドから太陽光が漏れこんでいるから。
自然の光が建物の重要な要素となっています。
この礼拝堂はアート・チャペルとも呼ばれ、冠婚葬祭の儀式だけでなく、アート作品の展示やコンサートにも利用されています。
住所 : Seiskarinkatu 35, 20900 Turku
アクセス : マーケット広場から市バス 54 番で約 15 分「Meri-Karina」下車すぐ
開館時間 : 火〜金曜 11:00〜15:00(5〜8 月は 16:00 まで、木曜は年間 18:30 まで)、 土・日曜 12:00〜15:00
休館日 : 月曜
☆食べてみたいな♪フィンランドの美味しいグルメ
・カレリア・パイ(KARJALANPIIRAKKA)
カレリア地方のパイで、ライ麦の皮にジャガイモや米、ニンジンなどが詰められています。
エッグ・バターを乗せて食べるのが最高です。
・コルヴァプースティ(KORVAPUUSTI)
コルヴァプースティは、「平手打ちされた耳」という意味で、フィンランドのシナモンロールを指します。
コーヒーと一緒にいただくとクセになります。
・ミートボール(lihapullat/リハプッラト)
・グリルソーセージ(makkara/マッカラまたは nakki/ナッキ)
北欧の定番料理ミートボール)は、たっぷりのブラウンソースとリンゴンベリージャムを添えて食べるのが特徴です。
大粒のミートボールは、フィンランドでは、老若男女問わず大好物の家庭料理メニュー!
家庭やお店ごとの個性が出る味です。
一方、極太のグリルソーセージは独特の味わいを持った国産のマスタードをたっぷりつけて、
上品にナイフとフォークで食べるのも一興です。
ほかにもサーモン、トナカイ、ジャガイモを焼いたり、スープにしたり・・・これを食べておけば間違いないと思います。
他にも食感が楽しい新感覚チーズや、フィッシュ&ポークパイなど、フィンランドの美味しい料理がたくさんあります。
サーモンスープも美味しいので、ぜひフィンランドで食事を楽しんでみてください!
VisitFinland.comなどのサイトを参考にさせていただき、実際に足を運んでみました。ありがとうございます。
みなさまにとって、良い旅となりますように。
Have a nice trip♪
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【LoFi Hiphop BGM】流れるイオタ『黄昏を駆け抜ける』 (Official Album Video) – Driving through the twilight
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