旅のはじまりはキエフから
今まで興味なかったのだが、ひょんなことで訪れることになったウクライナのキエフ。
色々な人から物価が安いと聞いていたのでどんなものかと思っていたのだが、輸入品を除いて本当に安かった。
キエフの空の玄関口は二つの空港がある。
・比較的街に近い『ジュリャーヌィ国際空港(Zhulyany International Airport)』
・郊外にある『ボルィースピリ国際空港(Boryspil International Airport)』
自分が搭乗したウクライナ航空は、郊外のボルィースピリをハブ空港としており、中心部からは約40キロ離れていた。
キエフ中央駅までシャトルバスが出ており、45分で約80フリブニャ(約340円)。この時点で物価の安さを確信。
キエフの中心と言われている革命広場は、やはり旧ソ連らしく建築物のスケールが巨大で、なかなか圧倒される。
そういえば、チェコ、ハンガリーの中欧には行ったけれど、東欧はあまり訪れたことがない。(国際連合の統計局ではこれらの国は中欧と呼ばれていて、狭義の東欧はロシア、ウクライナ、ベラルーシ、モルドバ等の旧ソ連諸国、広義ではバルカン半島を含んだ地域をさす模様。)
全くの未開の地なので、久しぶりに気分が高揚してしまったようだ。
キエフは坂が多い
キエフはドニエプル川沿いに発展した街。
川沿いはキエフ市民の大きな憩いの場となっているようだ。
この街の地理は少し特殊で、中心を流れるドニエプル川沿いには丘があり、教会が集まっている旧市街はその丘の上にある。
また、川には中洲に大きな公園とビーチがあり、休日はキエフ市民で賑わっている。地下鉄で街からもアクセスしやすい。このスペースこそが、キエフが大都市となった一つのポイントではないかと思う。
キエフの街を走っている地下鉄はほとんど高低差を変えずに走っているようなので、旧市街にある駅はとても深い。
そのうちの一つ、アルセナルナ駅は世界最深の地下鉄の駅と言われており、駅の外に出るために100m以上もエスカレーターを登らなければならない。
ちなみのこの駅の近くにはウクライナ正教・モスクワ総主教庁のペチェールシク大修道院があるので、観光客がとても多い。
キエフの教会
キエフの観光の目玉の一つは、やはりウクライナ正教会であろう。ウクライナ正教会は大まかに4つの宗派に分かれているようで、それぞれUOC-KP(ウクライナ正教会・キエフ総主教庁)、UOC(MP)(ウクライナ正教会・モスクワ総主教庁系)、UAOC(ウクライナ独立正教会)、UAOC-C(独立合法ウクライナ正教会)である。
個人的に一番の見所はUOC(MP)のペチェールシク大修道院である
地下鉄アルセナルナ駅からバスで5分のところにあるこの教会は、「キエフの聖ソフィア大聖堂と関連する修道院群及びキエフ・ペチェールシク大修道院」という名前でUNESCOの世界遺産に登録されている。
もう一つは、UAOCの聖アンドリーイ教会であろうが、訪れた時は改修中で中に入れなかった。
また、もう一つの世界遺産である聖ソフィア大聖堂は、特定の宗派が管理しない博物館となっている。
聖ムィハイール黄金ドーム修道院
絶景、愛のトンネルにアクセス
キエフから電車に5時間乗って、ウクライナ北西の中都市リヴネという街に向かう。
この街に旅行者が来る目的はただ一つ、愛のトンネルに行くこと。
この電車で向かいます
駅に着いたら雨上がりでした
愛のトンネルはここから1時間ほど離れたクレーヴェンという街の近くにあるので、今日はリヴネで一泊。
ホテルの近くの公園から
次の日にバスに乗りクレーヴェンへ。
そしてさらに徒歩20分くらいでトンネルに着きます。
ちなみに写真は加工してません。個人的には夏よりも冬の方が綺麗なのではないかと思いました。
満足したので、リヴネに戻って一泊し、次の街のリヴィヴへ向かいます。
リヴネ駅 二度と来ることはないんだろうな。
ライター JUNJI
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【studio iota label】
【LoFi Hiphop BGM】流れるイオタ『黄昏を駆け抜ける』 (Official Album Video) – Driving through the twilight
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