前田サキ
あの〜・・・恐ろしいんでやっぱり写真換えてもらってもよろしいですか?
(`▽´)y-゜゜゜♪♪♪
今日は流れるけむり
です。
いきなりですが、喫煙という風習があります。
僕はひょんなことから喫みはじめ、今じゃすっかりタバコ好きです。
前田サキ
そんなわけで嗜好品について少し書かないか?とお誘いいただいたからには喫煙文化について書くしかない、と勝手に思いついた次第。ここでは嗜好品のお話という体をとりながら、喫煙文化について少し書かさせて頂きます。
ところで、
世の中には嗜好品と呼ばれるものがあります。
嗜好品。辞書で引くと「 栄養をとるためでなく、その人の好みによって味わい楽しむ飲食物。茶・コーヒー・酒など。」つまりは生きのびるのに必要ではない、楽しみのために摂取するものです。
(引用:goo辞書http://dictionary.goo.ne.jp/jn/95704/meaning/m0u/2016/10/21閲覧)
僕にしてみるとつまりは無駄です(笑)
無駄。
いきなりその結論か、と突っ込まれそうですがこれが重要。(テストに出ます。)
これ重要で、生きるのに必要のない摂取物を嗜好品と言うわけですが、他のジャンルに置き換えてみると、音楽にしろ文学にしろ、生き延びるのに必要なものではないという意味では、ある意味では無駄なわけです。
この無駄こそが文化のはじまるところなのだと思います。
中でも、喫煙文化というのは無駄の王様かもしれません。
音楽なら楽譜やCD、文学なら活字、本として残りますが、文字通り煙と化して何も残らないわけですから。
いやいやついつい枕が長くなりました。本題に入って、喫煙について由無し事をお話ししていきましょうか。
喫煙というと大きく分けて3つの種類とその他そこから派生したいくつかがあります。
一つはパイプ。
ネイティブアメリカンとかホームズ先生が喫んでるアレですね。(まあ彼は違うものも喫んでそうですが、、、)
二つ目は葉巻。
チェ・ゲバラさんやチャーチルさん、カストロさんで有名ですね。(弟のラウルさんは喫んでたか知りませんが・・・。)あとは、マフィアの親分とか、悪そうな人に似合うアレですね。ここで一つ無駄なネタを挟むと葉巻で有名なチェ・ゲバラさんですが、実際にはプライベートではパイプが多かったそうで、葉巻はあくまでイメージ作りの一面があったりもしたそうです。
三つ目は、シガレット。
これはもういうまでもありませんし、興味もないので割愛します。
その他派生したいくつかというと、嗅ぎタバコ、噛みタバコ、電子タバコといったとこです。
電子タバコは厳密には、代替タバコかもしれません。これらは喫んだことがないのでここでは触れないことにします。
有名な話ですが、タバコは南米原産で、ネイティブアメリカンが喫んでいたタバコがヨーロッパに広まり、世界に流れていったという歴史があるそうです。ですが、さて本当かどうか?僕は根拠もなく疑っています。
アメリカ以外にもありそうじゃないですか。葉っぱ燃やして煙を喫むって。
植物の群生としてはよくわかりませんが、意外と煙を吸う文化は他にもあったのではないかと思います。
まあ簡単にまとめると色んなところで煙を喫む文化というのがあったんだろうというのが僕の意見。事実、水タバコというのは、本来タバコを吸うものではなく、大麻を喫むものだったそうです。
これが最終的にタバコにまとまっていくわけです。まあきっと喫んでうまかったからだろうし、世界情勢的な流れがあるんだろうな。
アメリカからヨーロッパに伝わったタバコは、海洋ルートとシルクロードルートから世界的に流れこんでいきました。
アメリカからヨーロッパへヨーロッパから中央アジアへそして中国へという伝わり方、これがシルクロードルートです。(勝手に名付けてます。)
一方海洋ルートは大航海時代に船乗りによって各地に伝わります。そしてそのゴールは、、、日本なんですね。
東南アジアへと伝わったものが日本へ入ってきて最終目的地となるわけです。
まあ別に特別なことではなくて地理的に端っこにあるということですけどね。
ちなみにシルクロードルートの最終地は中国です。が、おもしろいことに伝わったのは近代以降らしいのですね。いきなりシガレットが伝わったようです。
だから、パイプやシガーは今が流行りでもいいものはどんどん中国へ流れていく状況があります。
タバコは、当初、パイプで喫んでいました。その後シガーとか嗅ぎタバコ、噛みタバコになっていきまして、最後に(電子タバコを除けば)シガレットに発展しました。
シガレットは第一次世界大戦で普及しましたので中国には植民地時代を経て入ってきたのではないかと言われています。
もっとも一部の中国つまり南部の方には、海洋ルートで入っていたのではないかとも思いますが。
ということで一つ目のパイプですが、
喫み方はシンプル。葉っぱを入れて火をつけるだけ。
っと、とりあえず先に喫み方を書いちゃいましたが、
パイプ喫煙では、いくつか道具が必要です。
そんな訳で必要な道具を紹介していきます。
まずは、パイプ!!
当たり前なんて言わないでね。その人の個性が出てくる大切なポイントです。
そしてたばこ。
これがなければパイプなんて単なる木工細工に過ぎません。
これの種類もいろいろあります。
着香系と言われる香りをつけたもの、ヴァージニアという葉、バーレーという葉、ラタキアと呼ばれる葉。
知りたい方は連絡先を教えてね。ちなみに女子限定です。
懇切ていねいに教えます。
手取り足取り・・・
前田サキ
手取り足取り・・・それ必要ないですよね!?
そしてタンパー(コンパニオン)。
タバコに火を入れると盛り上がってきますので、途中で、抑えてあげるための道具です。
美味しく喫むにはこれを使えるようにならないといけません。
ここまでが喫む時に使うものです。
最後に紹介するのはモール。
針金に糸屑が沢山くっついてるお掃除道具です。吸い終わった後に煙道に通して使います。煙道にというのは字のごとく煙の通りみちです。たばこをつめるボウルから煙を吸い込む吸口までの穴のことです。タバコを吸うと当然汚れるので、モールを使用してお掃除してあげます。
んっ?なにパイプなんて持ってない?
買って下さいね!
まずは喫煙具販売しているお店へ行ってみましょう。ネットで買うより実物見て買うのがいいかと思います。各お店で入門パイプ扱ってますしね。
オススメはまっすぐなパイプです。大きさはいろいろありますが、中位のをお店の人に聞くといいかと思います。
さて、先ほど書いた通り喫み方はたばこのをつめて火をつけて吸い込むだけ。シンプルですね。でもこれが簡単ではないのがミソ。
しかも購入したばかりのパイプはいきなり使わずに、ブレイクインと呼ばれる謎の儀式をすることになります。ボウルの半分くらいにまで、柔らかくタバコを詰めてゆっくり最後まで喫むというそれだけですけど。
さて、吸う前に、ボウルへ葉っぱを詰めるのが一番重要です。
よく言われるのが、はじめは子供手で入れて次に女性の手で入れて、最後に男性の手で入れる・・・。
って、意味不明。わけわからん。書いてる本人もどういう感じなのかよくわからない。
まったく、誰が言い始めたんだ!!
要は、柔らかく葉っぱを詰めましょうということ!!
3回ぐらいに分けて入れるのが基本です。3回ぐらいに分けて入れて、ちょうどパイプの上の部分にくるのがいい感じです。
そうやって入れると、上がふわふわになるので、最後に軽く指かタンパーで押さえてあげて、耳たぶくらいの固さになるようにします。
優しく押さえて、硬さの調節をしてあげて下さい。
ヤローの耳たぶは厳禁です。そもそも、そんなもの吸いたくない。
ムニムニすると気持ちいい耳たぶ。柔らかい耳たぶ。思わず触りたくなる耳たぶが理想ですよね!ムニムニ。
おっといけない。
話を元に戻して耳たぶ、柔らかい思わず触りたくなる耳たぶになったら・・・
横から冷たい目を感じるのは気のせいだよね。
前田サキ
ジーーーーーーーッ。(編集長)
・・・・。さて、柔らかい耳たぶになったら、違った、柔らかい硬さになったら、ゆっくり火をつけます。
軽く吸いながら、表面をカリカリに黒く焦がしていきます。これがもう一つのポイントです。まずは表面全体を黒くしていくのです。全面に火がついたほうが美味しいからです。まぁ、基本的にはですが。
黒くすると、徐々にタバコが盛り上がってくるので、ここでタンパーを使って一度軽く柔らかく葉っぱを抑えます。表面がまっすぐ平面になるようにします。
そのあとでもう一度、火をつけてあげて下さい。そしてゆったりと吸い込みます。パイプ喫煙では、肺まで入れないのが普通です。いれても別にいいと思いますが。
結構強いかもしれないので。
あとはゆっくり喫んであげるだけです。美味しいですねえ。至福の瞬間がきます。
ゆっくり吸い込んで、煙を口に溜め込んで、ゆっくりはくのを繰り返します。
2-3回から5回くらい繰り返したら、一旦パイプを吸わないで息をパイプの中にはいてあげます。
吹き戻しと言われる作業なんですが、これによってタバコの火を安定させたりします。
手でパイプを支えてあげるか、時々パイプを触りながら喫みます。
しばらく喫むとだんだん喫み心地がスカスカしてきます。そしたらタンパーでまたムニムニ・・・違った・・・耳たぶの硬さにもどしてあげます。
パイプが壊れます。味も壊れます。
パイプは熱くなりすぎないようにしながら喫むといいのです。
スカスカして、タンパー使っても火が続かなくなったら、吸い終わってます。
灰を出してあげてモールを使って軽く掃除しておしまいです。
えっ、タバコは何がいいか?
お店で、いろいろ嗅がせてもらって、試してください。
好みで選べるのがパイプのいいところです。
世界各国いろんなタバコがあります。
今日はイギリス、今日はドイツ、今日はアメリカなんて地域ごとのタバコを日替わりに喫むのもいいかもしれません。
それではまた違う機会にお会いしましょう。
おまけ。オススメのたばこやさん。
■関連記事 続編はこちら!
パイプ煙草のシェイプと吸い方。| ちょっと一服【喫煙にまつわる由無し事】②
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