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【リズム音楽世界旅紀行】 ニューヨークの苦い経験から始まったリズム追及の旅 | 僕がGroove冒険家となった理由


2018年春から「ラテンミュージックが自分のやりたい音楽だ!」とメキシコに移住した、ドラマーの Zin “Atrevido” Hitoshiさん。

Grooveを生み出す秘訣を探して、これまでアフリカや南米に渡航し、リズムの感じ方や考え方捉え方がまるで違う事を実体験してきました。


自称”Groove冒険家”は、どのようにして誕生したのでしょうか?




皆さん、初めまして。Groove冒険家のZin “Atrevido” Hitoshiです。



今回が僕の第一回目という事で、僕自身の事をお話ししながら、Groove冒険家となった経緯までをお話ししましょう。


現在41歳、職業ドラマー & ドラム講師。10年ほど前より海外へ音楽修業に行くのが趣味で、年に1,2回のペースで渡航。
現在は「ラテンミュージックが自分のやりたい音楽だ!」と目標を定め、メキシコに住んでいます。


僕の冒険は、アメリカはニューヨークに始まりました。

冒険のはじまり

ミュージシャンにとって憧れの地、ニューヨーク。僕は貪欲に着いた初日からLiveをハシゴし、現地の空気感とレベルの高さを肌で感じました。


行ってみて感じたのが、やはり「行かなきゃ分からない。行けば分かる」と海外に行っていたミュージシャンが皆口にするのは間違いないという事。


音楽は文化である以上、その土地、その街で生まれた背景が必ずあります。言語の違いはもちろん、人種,カルチャー,訛りもものすごく関係があります。




例えば、日本の演歌や歌謡曲が大好きな外国人ミュージシャンに「どうしたらもっと深く知れるか?」と質問されたら何と答えますか?


僕なら「日本に一度行って、できれば住んでみたら?コタツでミカン食べたり、町を散歩したり友達作ったり」


とまずは答えるでしょう。


吉本新喜劇に入りたい!と言われたら即答で「大阪に住みなさい!」と答えますね(w



音楽を知るという事は、文化を知ること」とかなり近い関係があると思っています。それが僕が僕自身を音楽冒険家,Groove冒険家と名付けた理由です。

 

音楽というフィルターを通して、色々な国の考え方やカルチャーショック。

日本の良い部分や海外の良い部分を一緒に知って行きましょう(^-^)


ニューヨークでセッションに飛び込んだ日のこと


さて、話はニューヨークに戻って、せっかく遠いかの地、音楽最高峰の街に来たのだからJamセッション(※その場で色んな人とお題が出た曲を演奏する事)に飛び込みたい!と思い、探し当てました。



ニューヨークのWest 3rdストリート。Blue Noteの斜向かいにある「The Village Underground」です。


かなり広く客席は200席といった所でしょうか。






開店後割とすぐに入って、自分のパートと名前を書きます。


その後すぐ始まるかと思ったら、これもカルチャーショックの部類なのですが、ぜんっぜん始まらないんですよね(w


あとで分かってきた事ですが、始まるのは予定開演時間の約1~2時間後くらいが目安です。
Blue Noteなどのように大人相手の超老舗とかは大体On Timeですが。それが分からずに2時間待ちに疲れ果てスタッフにまだかよ!ってブチ切れた事もあります。




待つ事、約2時間。




やっと始まったと思ったら、どの曲もキメの押収!
知ってる曲でも知ってるヴァージョンじゃなかったら速攻で死にます!!
しかも一人大体平均2,3曲。


「ヤッベー(汗)!!」


いきなり冷や汗ダラダラ(w


割とすぐに入ってしまったため、状況が飲み込めないまま名前が呼ばれます(汗)

 

たった1曲で退場、どうして。

 

幸い自分の時にはやった事もある曲で知ってるヴァージョンだったのですが、もう心が完全に負けてますから(苦笑)、ぜんっぜんボロボロです。


ドラマーなんてテンポがしっかりしてればまぁ何とかなるもんですが、その肝心のテンポもフラフラ。


すぐさまホストメンバーが、2台目のドラムセットへ座り叩いてくれます。


(※ホストメンバーとは、ハウスバンドとも呼ばれるそのセッションを熟知しているお店側の人)




まぁこれは当然の光景なのですが、ほんっとに甘ちゃんでよく分かってなかったので、彼がアレ叩いてくれるなら俺は違うアプローチで場を作ろうと所謂ツインドラム的なパターンに持っていってしまったのですね。


それ自体は音楽的で良いことだと思うのですが、まぁこの場では求められている事は違ったわけで。




たった1曲で退場(苦笑)




今となってはまぁ当然です(w




でも当時は本当に経験少なかったのとビビッてたのとで、なぜ退場になったのか分からなかったんですよね。




で、一緒の席に座ってたアメリカ人に「俺は何が悪かったのかな?テクニックが足りてなかったのかな?」などというアホは質問をし(w)、彼からは「いやテクニックはあったと思うよ(けど…)」と慰められ(w


本当に悔しくて、その後しっかり他の人を見て学んで帰ればいいものを、速攻で店を出てしまいました。




2時間も待ったというのに。



僕の運命が決まる。



当時もう30歳を過ぎていましたから、どれだけ揉まれて来なかったか、甘い世界しか知らなかったかという事なのですが(苦笑)
その時痛感したんですよね。


「俺はすでに心が呑まれていた」


これが、現在の僕を作っている根幹です。


どれだけテクニックがあっても、マインドが呑まれてしまえば何も力を発揮できません。


オリンピック選手を見ていてもそうですよね。最後はマインドです。


そして僕の場合、知りたいのは、
ブラックミュージックとは何か?黒人のグルーヴとは何か?」がテーマであったので、


このままここにいては呑まれ続けると感じ、


「ルーツを掘る」


という事に頭を切り替えました。




平たく言うなれば、アメリカの音楽はルーツを辿れば奴隷として連れて来られてしまったアフリカ人とイギリス諸国のフォークミュージックの融合です。


ここを僕は「枝葉」と捉える事とし、リズムの源流であるアフリカ、ルーツまで遡っていけば、この「引け目,負い目,負け心」が解消されるのではないか?という。


負け犬の単純細胞的な考えですね(w


そしてそこから僕のGroove冒険家としての第一歩が始まりました。





第一話はこんな僕の冒険家としての第一歩から始めてみました。


ここまで読んでいただいて感じていただいた方もいると思いますが、多分音楽をやっていない人でも共感できる部分や、ハラハラする部分があったと思います。僕も一緒です。


僕の場合は「音楽というフィルターを通して世の中を知る」という事に他ならないと思っています。


皆さんもそれぞれのフィルターを通して僕の話に共感してみたり、また違うなと思ってみたり、ご自身と照らし合わせてもらえれば面白いなーと思っています♪




では今回はこの辺で。


Adios Amigos! Hasta la Proxima!(皆さんさようなら!また次回!)



続編⇨【リズム音楽世界旅紀行】運命のレッスンに出会う!世界有数のGROOVEドラマー BERNARD “PRETTY” PURDIE氏がくれた、最高の演奏をするための言葉。






ライター Zin ” Atrevido” Hitoshi

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流れるイオタ 1st Album “The world is beautiful” Trailer [旅に似合う音楽]
 

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>「心から出て心に還る音楽を」をモットーに、粋な義理人情を大事にし、 旅に似合うような音楽を提供し続けていきます。

「心から出て心に還る音楽を」をモットーに、粋な義理人情を大事にし、 旅に似合うような音楽を提供し続けていきます。

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