神戸の民族楽器店・ジャズ喫茶
- マリンバの歴史
- 国際楽器 | 民族楽器店
- メットリー| 民族楽器店
- Jazz&Coffee M&M| ジャズ喫茶
- JAM JAM | ジャズ喫茶
- 萬屋宗兵衛 | ジャズ喫茶
アフリカの楽器というと、太鼓、木琴、親指ピアノがよく知られています。
地方によって楽器の呼び方はそれぞれ異なりますが、日本で親しみのある呼び方にすると、木琴は「マリンバ」、親指ピアノは「カリンバ」。
「リンバ」はアフリカの言語で、木の棒という意味だそうです。
マリンバは学校の音楽室に置かれている親しみのある楽器です。
よく耳にする音だとiPhoneの着信音でしょうか……!
ライブでパーカッショニストが演奏している姿は、
たくさんの楽器に囲まれていて、何だか要塞みたいで楽しそう。
服装をバッチリ決めてる方もいらっしゃって、
それどこで買ったのですか!?(=なんだかハードルが高そう。)
と思うことがあります。
その一方で、民族楽器ってショッピングモールに入っている、
アジアンショップの中にも売っていますよね。(=なんだ、ハードル低いじゃないですか!)
コアな音楽ファンじゃなくても、数百円から雑貨感覚で手にすることができます。
このように、
門戸が開かれているのか?開かれていないのか?
という”音楽”が、私たちの身の回りにあります。
今回のテーマは、
世界の民族楽器を取り扱うおしゃれなお店。
音楽にまつわる場所が数多く存在する、神戸の三宮・元町エリア周辺の音楽スポットに注目してみたいと思います。
もうひとつ、神戸といえば「ジャズの街」。
日本で最初にプロのバンドによりジャズが演奏された街(“日本ジャズ発祥の地”)として、街をあげて推進。普段から気軽にジャズを楽しむことができます。(日本レコード協会より)
・どこでも耳にする音楽なのにハードルが高そうな『ジャズ喫茶』。
⇨レコードから流れるジャズに耳を傾る喫茶店。日本だけの文化で、現在は絶滅危惧種。
少し入りづらいお店をイメージしますが 、結論からいうと「この値段で新しいカルチャーを取り入れるのは、むしろ楽しい!」と思っていただけるはず……! さっそく、巡ってみたいと思います。
国際楽器
神戸・元町駅から徒歩2〜3分。
昭和20年代に創業した老舗の楽器専門店。沖縄三線をはじめ、胡弓(二胡)、馬頭琴など中国楽器、南米ペルーの音楽フォルクローレ楽器など、とくに民族楽器に力をいれています。
ビルの三階が楽器店、四階が教室になっています。
PUFFYが番組内で来店して、三線・胡弓(二胡)・インディアンフルートなどを試したところすぐに演奏出来た(さすが!)が、口琴だけは難しくてなかなか音が出なかったのだとか。
住所:兵庫県神戸市中央区元町通1丁目4−18 新元町ビル 3F
営業時間:11:00~18:30 日祝11:00~18:00
定休日:水曜日
メットリー
神戸・三宮駅から商店街、住宅街を通って徒歩7〜8分。
西アフリカの伝統的な太鼓「ジェンベ」をはじめとした世界の様々な民族楽器の輸入販売をおこなっているお店です。
一階はジェンべファクトリー(工房)
西日本で最高峰のジェンベの専門店の一つというだけあって、ありとあらゆる種類・重量のジェンベとロープがズラリ!海外のミュージシャンからも調整や制作のオファーがあるほど。
ジャンベは一本の木をくり抜いて作ったゴブレットのようなくびれのある形のボディに、天日干ししたヤギや牛等の皮を張り、両手で叩いて演奏する楽器。
入荷のときは、皮を張らない状態にするのだそうです。
二階は雑貨
主な仕入れはアフリカ、インドネシアからで、オリジナル製品はとても風合いがあってお洒落!インド、タイ、韓国と、仕入れた国の名前と地方が明記されていて、旅行気分で想いを馳せてしまいます。
BALI島から来たジャンベ作家のご主人の釣具や、打ち合わせスペースもあって、ここはきっと小さくてデッカイ秘密基地なのだろうと感じます。
住所:兵庫県神戸市中央区旭通2ー4-3
営業時間:10:00~18:30
定休日:木曜日、日曜日、祝日
続いては『ジャズ喫茶』です!
わざわざ高級オーディオ揃えてレコード回してJazzを聴きながらお茶すると言う世界的に見れば謎でしかないこの熱く優雅で面白い空間は日本の文化なんですよ。(M&M)
Jazz&Coffee M&M
神戸 中華街からほど近い路地にあるジャズ喫茶。
ドアを開けるとMcIntoshのアンプ & JBLのスピーカーから結構な爆音のジャズが!
店内はまるでアジアリゾートのような、やさしく柔らかい雰囲気。
二千数百枚あるレコードは1950~60年代のサックスがメイン。
何がいいって、若手の一人客が多いのがとても印象的…。
ホレス・シルヴァーのリクエストをすると、すぐに掛けてくださいました。
水出しのカフェオレが絶品でした✨限定10食の自家製なめらかプリンと一緒に是非。
住所:兵庫県神戸市中央区栄町通2-7-3 2F
営業時間:11:00~22:00
定休日:不定休
🚬喫煙可
ジャズ喫茶 JAMJAM
元町駅からほんの数分、
リスニング席と、会話席が別れている
というジャズ喫茶。
渋い顔をしたマスターと、ウンチクを語る馴染みのマニアが、むつかしい顔をして音楽を聴いているような…硬派で頑固な感じなのだろう
とドアを開けると、あれれ?和やかな雰囲気。
座り心地の良いソファに観葉植物、カプチーノも可愛い。
これまたガツンと「爆音」。約5,000枚のレコードの中から、ボサノバやフュージョンなんかもどんどん掛け「古いジャズの良さだけでなく、新しいジャズの良さも提供していきたい」というマスター。スタイルも時代も違うさまざまなジャズに、静かに狂おしく心が踊ります💃
住所:兵庫県神戸市中央区元町通1-7-2 ニューもとビルB1
営業時間:12:00~23:00
定休日:不定休
🚬全席禁煙
カフェ萬屋宗兵衛(よろずやそうべえ)
元町駅から海側に徒歩2〜3分。 地下に隠れた、まさに「穴場」スポット。
ジャズ掛かってない!?
上記2店が爆音なのもあって、ジャズがBGMに掛かってるカフェという感じがしました。
天然木の一枚板を使ったお洒落なテーブルでは、ランチを食べるサラリーマンや、お喋りに耽る人たちの姿も。意外なのはブランドバッグを持った買い物帰りの方が見られること!
ジャズ喫茶って入りにくい?を覆す、衝撃的、かつ、刺激的な体験でした。
カフェでもあり、バーでもあり、ライブハウスでもある、「よろずや」的なお店なのでしょうか。
🚬店内は電子タバコのみOK。
🖥Free WiFiあり
🎹ライブ時はノーチャージのチップ制のものから、チャージ¥2000~¥4000(+1D)ほど掛かるものまで。
住所:兵庫県神戸市中央区元町通 1-8-4-B1
営業時間:10:00~18:00 ライブ時 ~22:00
定休日:木曜日
…
いかがでしたでしょうか?
ジャズのお店にイメージする「暗い」とか「閉鎖的」なんてまったく感じることはありませんでした。
民族楽器店とも共通しているのは「楽しい音楽を、心地よく楽しむ。」「皆の日常生活に“音楽”と言うエッセンスでワクワク感と彩りを添える。」というところだと、私は感じました。
だからこそたくさんの人が惹きつけられるんですね。
マナーについては、記載してくれているところもありますのでシッカリ読みつつ、分からないことがあったら質問するしかない……間違っていたらスミマセン!と思っています。
飲食店ってジャンルごとに独自のカルチャーやルールが存在したりしますものね。
いや実際に東京でジャズ聴きに行って遭遇すると縮こまるんですよ、、、
バーボンをボトルキープしているおじ様と、昭和映画から出てきたような赤いバンダナを頭に巻いたコアな音楽ファンしかいないライブとか。
個人的な感想ですし、
びっくりするほど語彙力なくて
「すごい」とか「美味しい」とかしか言えないですが、街歩きの参考に
少しでもなると嬉しいです~!
次回は「世界の民族楽器を取り扱うおしゃれなお店・東京編」を歩きたいと思います。
みなさまにとって、良い旅となりますように。
Have a nice trip♪
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