旅する喜びと学び――多くの謎とロマンを秘める【旅の語源】

旅の語源は多くの謎とロマンを秘めています。

旅という言葉には、食べる説や辿る説など、

諸説あることはご存知でしょうか?

 

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旅の語源① 『食べ』説

柳田國雄の提言によれば、

旅は元々地の物を食べて回る行いから、

『食べる』がなまって旅になったと言われています。

 

旅の語源② 『辿る』説

平安時代の歌人西行に憧れた

松尾芭蕉が辿った奥の細道が、旅の由来とされています。

『辿る』がなまって旅になったのかもしれません。

 

これらの2説が有力とされているようです。

旅先や先人たちの想いに触れることが、本当の『』なのかもしれませんね。

 

英語でのtravelとtour、元々は贖罪や教育的な目的で

旅を表す英語に、『travel』と『tour』があると思います。


では、このtravelとtourの違いについては、ご存知でしょうか?

実は似て非なるものです。

旅を表す英語、travel

中世代に由来するこの言葉は、元々罪人が遠隔地の教会を巡礼する贖罪の行動を指していました。

辛く困難な旅だったことから、様々な困難・トラブル(trouble)があったと言われます。

そう、trouble の語源はtravel に由来しているのです。

 

さらに、遠くへ向かう途中にトラブル(trouble)続きで病になる人が多かったため、

各地にホスピタル(hospital)が作られました。

hospital が時代と共に形を変えて、hotel になったと言われております。

 

同様の事が、古くから日本でも行われていました。贖罪としての『お伊勢回り』です。

ミソギとして、伊勢神宮を回る。ここに日本人の魂、元風景があるように感じます。

ちなみに、余談ですが、江戸時代、お伊勢回りをしっかりと行うようサポートしていた方々が居たそうです。

これが日本におけるツアーコンダクターの走りといわれています。

 

旅を表す英語、tour

一方、tour は教育的な側面を持っています。

英国ヴィクトリア時代には、文化的に遅れていたイギリスが、イタリアやフランスの各地を回って貴族の子弟に高い英知を身に付けさせる留学を国策として推し進めていました。

各地をくるくる回る行動が、爪先でくるくる回るバレエの様だと表現されたことから、

爪先を意味するtoe が訛りtour と呼ばれるようになったと言われています。

 

travelもtourも、旅する人にとっては様々な物を得ることができる貴重な経験です。

現代においても、旅は生きていく上での豊かな学びと喜びをもたらす大切な要素なのかもしれませんね。

 

あなたはどのように旅を捉えていますか? 旅先での経験や想いについて、ぜひ聞かせてください。

 

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