本日は、かもめ食堂の舞台でもおなじみの、北欧・フィンランドの街から、
白夜の観察日記をお届けしたいと思います。
夏のフィンランドといえば白夜です。
日が沈んでも真っ暗にはならず、
まるで、ずっと明け方が続いているような雰囲気です。
それって一体どんな感じなんだろう?と思い、
ひっそりお散歩へ行き、観察してみる事にしました。
ヘルシンキの、
Tervasaari(タール島)~kauppatori(マーケット広場)。
その区間での、
月が上がるまでの80分間の記録です。
その場に居ると白夜の明るさに気を取られて
朝との違いをあまり感じないのですけれど、
時計を見ると、確かに、夜中です。
写真に収めて後から思い出すと
違いが追いかけてくる様に感じるのかもしれません。
すこし高台になっているところにのぼってみましょう。
街を見渡す事ができます。
だいぶ暗くなってきました。
みんな、いつ眠るのでしょう?
短い夏の間に、いつまでもうつくしいひそやかな夜を楽しむのだそうです。
もう少し、しっかりと夜の息づかいみたいなのがあったりする事に、
時間をを委ねていたかったりして。
また、足を前に出します。
明けたわ。
月がのぼってきたので、
そろそろ終わりです。
あとはこの明るさのまま
朝を迎えるのだそうです。