これまで日本の東西南北の端のうち、民間人が普通にアクセスして観光できるのは唯一、最西端の与那国島(沖縄県)でしたが、それがついに変わったといいます。日本の地図に一大異変が起きた?

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もくじ

  •  日本最西端の地が、与那国島から“トゥイシ”という岩礁?島?に変わったらしい。
  •  日本の端っこのおさらい
  •  ◇ 最東端は、南鳥島です。
  •  ◇ 最南端は、沖ノ鳥島です。
  •  ◇ 最北端は、エトロフ島です。
  •  ◇ 最西端は、与那国島です。
  • 1  Dr.コトー診療所のロケ地になっています。
  • 2 古代文明?巨大神殿がそびえる、不思議な海底遺跡があります。
  • 3 八重山諸島のソウルフード、八重山そばが待っています。
  • 4 日本で最後に夕日がみられます。
  • 5 ガイドブックにも載らない穴場のビーチがある。
  • 6 女酋長が住んでいた岩山・ティンダバナでパワーを浴びます。
  • 7 日本一穏やかな顔をした馬、与那国馬の牧場があります。
  •  アクセス

 

日本最西端の地が、与那国島から“トゥイシ”という岩礁?島?に変わったらしい。


日本のいっちばん端っこって知っていますか?
旅好きの方なら一度は気になったことがあるのではないでしょうか?
調べていると意外に知らない事も多く、驚く事もしばしば。
「端」=「果て」
というのは、島国ならではのロマンではないでしょうか!


こんにちは、studio iota labelのビビリな冒険家・前田サキです。

本日は、八重山諸島の中で、ひとつだけポツンと離れた絶海の孤島、与那国島の観光ガイドです。

 

日本の東西南北端のおさらい



◇ 最東端は、南鳥島です。

さんかく!△(・∀・)
周囲1000キロメートル四方に陸地はなく、まさに絶海の孤島です。民間人は行くことができず、気象庁、自衛隊と海上保安庁の人がいるだけ。
出典:絶海の孤島・日本最東端の南鳥島

 

◇ 最南端は、沖ノ鳥島です。

数10cmの岩です( ゜д゜)

民間人が上陸することは難しいです。

満潮時にちいさな二つの岩が海面から70cmほど顔を出しているだけです。
ここに置き去りにされたらと思うと狂いそうですね。

出典:不明

 

◇ 最北端は、エトロフ島です。

北方領土といわれている場所で、ロシアが実効支配しているので、基本的にはロシアのビザ無しでは渡航することができません。

出典:アイヌ語 駅名標(国後・択捉編)

 

さて、ここまでは、実際に到達するのが難しい場所でした。
こういった場所を入れると、実は日本はとーっても広いんです。
EEZと領海を合わせた国別順位では【世界第6位】の日本!!

 

これだけ広い範囲を領土としているので、驚きです!広くて!

 

◇ 最西端は、与那国島です。

東西南北端のうち、唯一自由に到達可能な場所です。
那覇か石垣島から飛行機でアクセス可能、緑豊かな断崖絶壁の島です。

 

海面を割って、突如として現れたかのようにそそりたつ段崖。その周囲を荒波が取り囲みます。
その島はまだ船でしか渡れないところ。「渡難の島」と言われたといいます。 それが、「どなん」と呼ばれる由縁になったといいます。

 

もう一度言いますヽ(☆・ω・)ノ

 

普通に一般観光可能なのは、与那国島だけです!!



そのはずが、

ちょっと待ったぁぁぁ!!


国土地理院が2019年6月1日に発行した地理院地図によると、「2万5千分1地形図の更新に伴い」

 

最西端が『従来の位置から変わって』います。

地理院地図 http://maps.gsi.go.jp/#16/24.451564/122.932731/

 

トゥイシ。

日本の最西端は、従来の与那国島の西崎(いりざき)から北北西におよそ260メートル海中に入った「トゥイシ」という場所に変わったことになるといいます。

これまで、「トゥイシ」は、干潮では頭を出すけれども満潮になると沈んでしまう陰顕岩とされていました。

しかし、どうやら違うらしいという情報があり、満潮時でも見えることを確認できたことで表記することになったようです

 

海上保安庁によると、日本の海域の変更はないようです。

とはいえ、日本の東西南北の端の中で、我々民間人が自由にアクセスできる場所は、与那国島の西崎だけでした。

唯一上陸できる『端』が、無くなってしまったのでしょうか?

「トゥイシ? ああ、岩ですよ。観光面では、これまで通り、最西端は西崎でいきますよ。最西端の碑も変えません。あくまで地図上の話だけですよ」(与那国町総務課)

 あっさり、岩と言い切る。では、その岩に上陸することはできるのだろうか。干潮時なら歩いて渡れそうな距離だが、

「うーん、容易にアクセスはできませんよ。地図だと近いように見えるでしょうが、西崎は岬ですから、海側は断崖。ここに降りることはできません。大潮の時にでも、大きく迂回して行けば……いや、やめた方がいいですね」(同)

(デイリー新潮より)

 

Wikipediaでも早速更新されていました。

これまで日本最西端だった場所は、事実上『自由に到達可能な東西南北端』に変更になってしまったわけですが、

観光面では、これまで通り与那国島の西崎でいきますとのことで、最西端の石碑が取り除かれることはなさそうですね。(2019年6月現在)

その、西の最果ての島、与那国島は、どんな素敵な場所なのでしょうか?^^

与那国島の西崎の灯台前より。この地で私たちが話していたのは、「失恋の恋バナ」だった。

 

1. Dr.コトー診療所のロケ地になっています。


Dr.コトー診療所のロケ地は、与那国島南部にある「比川」という集落のはずれにあります。ドラマ撮影用に建てられた志木那島診療所を、島の方々がメンテナンスして残してくれているとのこと。

診療所の前には、比川浜。三日月の形をしていることから通称「月の浜」と呼ばれる美しいビーチです。

キャンプ場もありトイレ、シャワーも完備。遠浅の為、泳ぐにはもってこいの浜です!

 

2. 古代文明?巨大神殿がそびえる、不思議な海底遺跡があります。

与那国島でも注目のスポットといえば……

海底遺跡!
世界でも10箇所にも満たない海底に潜む遺跡のうちの1つです。

海底遺跡を見る方法はシュノーケル、ダイビング、ガラス張りの高速半潜水艇ジャックス・ドルフィン号で見るの3つ。
めちゃめちゃ海流は激しいですが、貴重な体験になること間違いなし。

船酔いは終始甲板に出て風を浴びていれば、防げましたが、
船内から海底遺跡を見ていると、こうなる定期です。
地元の馬牧場に勤める”Iターン型地元っ子”がへバる。

 

3. 八重山諸島のソウルフード、八重山そばが待っています。

 豚骨で出汁を取る”沖縄そば”なのですが、これがアッサリで美味(ノ≧ڡ≦);

わかなそば

住所 : 沖縄県八重山郡与那国町与那国3083

営業時間 :11時30分~14時00分

火曜定休

 

4. 日本で最後に夕日がみられます。

西の最果てですので、日本で最後に太陽が沈む島として有名です。
断崖絶壁の上から見る夕日は、最高にエモいです。

馬牧場の仲間と、スパムおにぎりを食べながら。日の入りは19時半過ぎ。東京とは全然違う。

 

5. ガイドブックにも載らない穴場のビーチがある。

断崖絶壁に囲まれた島なので、ビーチへ行くにも、その崖を自力で降りないといけないものもあります。
広さによって「6畳」「3畳」「4畳半」と名付けれらた3つのビーチがあり、どれも1組限定のプライベートビーチ感覚です。

「アダンの茂みを抜けると、そこは碧い海だった。」なんて言うと文学的に聞こえるが、めちゃくちゃトゲ刺さるし、こんな崖を降りるの!?と思うことだろう。

 

6. 女酋長が住んでいた岩山・ティンダバナでパワーを浴びます。

祖納集落から少し登った場所に「ティンダバナ(ティンダハナタ)」という屏風のような岩山があります。

入り口には大きなガジュマルの木。独特のすごい”気”が写真からでも感じられます。

祖納地区、ナンタ浜や東シナ海を展望する天然の展望台になっています。


 

7. 日本一穏やかな顔をした馬、与那国馬の牧場があります。

人と動物が共存する、観光地化されてない沖縄の、安らぎの光景が広がっていました。

景色が圧巻過ぎて、

その場所に立ってみた時、フルエル事ってあります。

すごくすごく大切に育てられています。私の知っている牧場で見るようなお馬さんとは目が全然違う。

馬まくら!(馬牧場の許可をいただいています。)
馬は通常立ったまま眠りますが、飼育されている馬は安心感から横になるとか。それにしてもノンビリさん。

 

台湾までわずか100km。

年に何回か、とびきり晴れた日には台湾の姿を視界に見る事が出来るのだそうです。

日本最西端の碑があってもなくなっても、

与那国島は、日本のいちばんはじっこの島です。


 

アクセス

那覇空港から与那国空港への航空便

那覇~与那国便JALグループのRAC(琉球エアーコミューター)が週34便。(所要時間・約1時間30分)
石垣島から航空便・もしくはフェリー
石垣~与那国便JALグループのJTA(日本トランスオーシャン航空)が11往復、RAC(琉球エアーコミューター)が週34便運航しています。所要時間・約30分)
石垣港から福山海運の「フェリーよなくに」が週2便運航(所要時間・約4時間)。※海が荒れるとかなり揺れ、場合によっては欠航したりすることもあるので注意が必要です。
 ライター 前田 紗希
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【studio iota label】

【LoFi Hiphop BGM】流れるイオタ『黄昏を駆け抜ける』 (Official Album Video) – Driving through the twilight

 

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