こんにちは、行動と挑戦が大好きなチャレンジャーライターの『なつみん』です。
カナダでのワーキングホリデーを予定していましたが、思わぬ展開で中南米のバックパッカーに挑戦することになり、5ヶ国目への旅が始まりました。
前回はペルーからバス移動を選び、途中でチチカカ湖で降りて、ほっこりした時間を過ごしました。
長いバスの旅の末、私たちが到着したのは、
「ボリビア」!!
ペルーに次いで、絶対行きたい国のひとつとして挙げていたボリビア。
なぜなら、ボリビアには死ぬまでに見たい絶景として知られる
ウユニ塩湖
があるからです!
これまで写真やテレビで眺めているだけだったウユニ塩湖がすぐ近くに…!
期待に胸を弾ませ、ボリビアの旅が始まります。
さぁ、どんな素敵な景色が待っているのでしょうか?
前回までの記事も確認してみてくださいね!
▶︎【ペルーからボリビア】チチカカ湖周辺の島々を巡る旅、天空に浮かぶ神秘の「ウロス島」《体験談》
ボリビアでの主食はリャマ!?
バスの長い旅を終え、私たちは「ウユニ村」に到着しました。
ちなみに、ウユニ村に到着したのは3月13日。
この季節はウユニ塩湖のベストシーズンでもあり、春休み中の学生や旅行者が多く、
宿も争奪戦です。
なんとかホステルを見つけて予約を済ませ、街を歩き回ることにしました。
ウユニでは、至る所で見かけるのが、
「リャマ肉」!
ペルーでは観光地で背中に乗せてもらったりしてお世話になったリャマでしたが、
南米ではリャマを使った料理が有名でさまざまなお店で提供されています。
どんな味なんだろうと早速路面店で食べてみることに。
ジャン!!
リャマ肉とポテトの料理です。
一口食べてみると…
食感は少し硬めですが、歯ごたえのある硬さで肉の味がしっかりしています。
ラムほど癖がないので意外と食べやすい!
ウユニ村には5日間くらい滞在していたのですが、ほぼ毎日リャマ肉のお世話になりました。
また、ウユニ村の中心街にはアイス屋さんが豊富で、
アイスやデザートもよく食べていました。
中でも特においしかったのは、コロネというアイスです。
人気店のため日によっては売り切れも多く、観光客や地元の方でいつも混雑しています。
街中でワゴン販売しているので、ウユニ村に訪れた際にはぜひ探してみてくださいね♪
3回くらい食べました
ベッドバグに襲われた悪夢の一夜が始まる!宿で思わぬトラブル
腹ごしらえも済ませ、ウユニ塩湖までのツアーを予約するために現地の旅行会社を周ります。
ウユニ村からウユニ塩湖までは車で1時間ほどかかるので、多くの方がツアーを利用しています。
また、ウユニ塩湖では天候によって鏡張りが見られるかどうかが変わります。
3月は雨季で、鏡張りを楽しむことができる一方で、雨の日も多いので天気には注意が必要です。
天気予報とにらめっこしながら、ツアースケジュールを立てるのですが…
なんと、ウユニ村に滞在する5日間は曇りや雨の日が多く、微妙なお天気…。
不安な気持ちになりつつも、まだ晴れる可能性がありそうな日に合わせてツアーを予約しました。
そして私たちは、この辺りからある違和感を感じ始めました。
なんだか…
身体が…
かゆい!!!!!!!
見てみると、斑点のように赤い点々が身体に出ており、一部は腫れていることに気づきました。
しかも、この痒さが半端ない。
蚊やダニの痒さではない。
同じ場所に連続でポチポチと喰われているような感じになっている…。
調べてみると、なんとこれ
「ベッドバグ」
海外でよく見られる虫で、最近日本でも増えてきているのですが、
ベッドや布団に潜んでいることが多く寝ている間に刺されることが多いのが特徴です。
特徴として、明るい場所を嫌うので昼間はベッド・壁・床などの隙間に隠れています。
はじめは痒みをさほど感じませんが、数時間〜数十時間で「夜も眠れぬ強い痒み」が生じます。
さらに駆除が難しいのが特徴で衣類や荷物につくことも多く、連れて移動してしまう可能性も…
そうです。私たちはホステルでこのベッドバグにやられてしまったのです。
急いでベッドを確認すると、何匹かのベッドバグ(トコジラミ)を発見しました。
確定的になり、荷物の心配とともに宿を移動しなければという問題も発生。
とりあえず、オーナー(女性)にベッドバグの苦情を訴えました。
最初にデポジットを払っているので、返金してもらうために話し合いが必要だったのです。
海外のホステルなどの宿泊施設ではデポジットを求められることが珍しくはありません。支払われたデポジットは、サービスが問題なく利用された場合には返金されることが一般的ですが、何らかの損傷やトラブルがあった場合には一部または全額が差し引かれることもあります。
その後、オーナーとのやり取りはなんとも壮絶でした!
ベッドバグ(トコジラミ)は宿にとっても致命的な問題です。
ベッドバグが出たと広まってしまったら、みんな出ていってしまいます。
駆除も難しいので、宿としてはうまく隠して誤魔化しているところもあります。
この宿でも、私と友人が「ベッドバグがいる」と訴えても、全く認めない様子でした。
実際にいた虫を見せてもシラを切ったり、むしろ私たちが連れてきたと怒鳴られる始末。
これには私も怒り心頭。
普段英語を使うときはそこまで饒舌ではないのですが、
こういう時はペラペラ出てくる!(笑)
そしたら今度は「英語はわからないからスペイン語でしゃべれ」とオーナー。(さっきまで英語しゃべってたのに…)
「日本人なんだから無理だ!!!」とこちらも強気で言い返し、宿内でバトルに。
オーナーは全然折れませんでしたが、とりあえずデポジットだけは返してもらい、
すぐに違うホステルを探し移動しました。
荷物もすべて熱湯消毒し、パジャマとして使用していた服は捨てたり
対策をしたので翌日からはベッドバグ(トコジラミ)は見なくなりましたが、
この後も1週間以上赤みと痒みは続きました…。
ベッドバグ、本当に怖いのでみなさん気をつけてくださいね。
サラッと書いていますが、かなりしんどいです。
気を取り直して、いざウユニ塩湖へ
ベッドバグトラブルがありましたが、いよいよ目指すは「ウユニ塩湖」!
なんといっても、ボリビアの絶景として有名なウユニ塩湖。これまで写真やテレビで見ていた景色が、とうとう目の前に現れる瞬間です。
ツアーには他にも日本人参加者がおり、せっかくなので6人でウユニ塩湖を楽しむことに。
真夜中の3時頃にウユニ村を出発し、真っ暗の中ウユニ塩湖を目指します。
ウユニ塩湖の明け方は寒いので、しっかり着込んで出発。
天気はやはり曇りで、綺麗な景色が見れるのか不安な気持ちの中、バンに揺られて向かいます。
真っ暗な中だからできる、光の文字
ウユニ塩湖に到着したのは、まだ朝日がのぼる前の4時すぎ。
真っ暗なので、塩湖の様子も天気もわかりません。
携帯のライトなどを使いながら塩湖の中心部に向かいます。
ここでまず、真っ暗だからこそ出来る光の文字写真を撮ることにしました。
ウユニでやりたかったことのひとつです。
携帯の画面にそれぞれ一色の色を設定し、携帯をずっと動かしながら撮る…これです!
コツは、動かし続けること!
ひらすら「I」の文字なら上下に携帯を振り続けます。
6人で出来る文字をたくさん作りました♡
国旗の中の●が難しい!
私は全部青担当でした
そんなことをしているうちに、だんだんと明るくなってきました。
雲が多く、あまり綺麗に見れないかもしれないという不安な気持ちの中、みんなで日の出を待ちます。
わ〜。やっぱり雲が多い〜泣
それでもとても神秘的なのが伝わりますよね。
集合写真もパシャリ!
明るくなってからは、椅子などを使ったアートも楽しみました。
(写真多めでお送りします)
晴れていたらもっと綺麗だったんだろうなぁと思いつつも、
生のウユニ塩湖の素晴らしさはやはり想像以上で、このメンバーで来れて素敵な思い出にもなり最高の瞬間を味わえました。
ベストシーズンでも天気によって見え方は左右されるので、日数には余裕を持って訪れたいですね。
列車の墓場?そしてウユニ塩湖へ再びリベンジ
ウユニ塩湖を堪能した後、私たちはウユニ村に戻り、街の観光を楽しみました。
ウユニ村には「列車の墓場」と呼ばれる観光スポットがあり、
使われなかった鉄道が100年以上そのままの形で残っていることから「列車の墓場」と呼ばれるようになったそうです。
線路も列車もそのままなので、廃墟好きにはたまらないかも!
もちろん、記念写真も忘れずに!
私たちはそんなに列車や廃墟には興味がなかったので手短に観光しましたが、
いろんな歴史が詰まっているようなので、一度訪れてみるといいかもしれません!
再びウユニ塩湖へ!
さて、前日のウユニ塩湖の曇りが諦めきれない私たちは、もう一度ツアーに参加することにしました。
天気は当日まで分からないので、正直賭けな部分はありますが、チャンスを掴みたい気持ちからの再チャレンジです。
晴れているけど、やはり雲が多い!!!!
この日は台湾から訪れた女の子たちと一緒に回りました。
結局、写真はそんなに変わりませんでしたが、2回もウユニ塩湖を満喫できて、大満足でした。
こうしてウユニ塩湖の旅は終わり、マチュピチュを一緒に回った2人ともお別れです。
やっぱり別れは寂しいですね。
また必ず会うことを約束し、次の目的地へ移動します。
いよいよ6ヶ国目に突入する中南米旅。
次の目的地は一体どこなのか?
事件は起きるのか?
次回もお楽しみに♪
旅のルート
Backpacking through Latin America alone as a woman! The 5th country is Bolivia.
ライター
大学卒業後、6年間の社会人期間を経て、「今しかできないこと」を探しにフィリピン留学、オーストラリアでのワーキングホリデー、そして中南米のバックパッカーを経験し、これまで約25ヶ国を旅してきました。
持ち前の行動力とチャレンジ精神で、現在はWebライターと女性専用サロンでのセラピスト業に従事。
「いくつになっても輝いていたい」そんな想いから、同世代女性の希望になれるような存在を目指しています♪
音楽も好きで実は曲も出しています🤫
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